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『マガジン9条』200号に寄せて

まだまだ続けます!

 2005年3月1日よりスタートした「マガジン9条」は、今号で、200回を数えることになりました。これもひとえにみなさんのお陰だと、感謝しております。
 このところ、改憲論議は下火になっておりますが、2007年5月14日に可決され同18日に交付されたあの国民投票法は、2010年5月18日に施行されます。あと1年とちょっとです。今年度は、国民投票法施行のための各自治体への予算が計上されるなど、法整備はちゃくちゃくと進んでいるとも聞きます。
 一方、先週14日には、国会議論がなされないまま、ソマリア沖へ海賊対策という名目で、海上自衛隊の巨大な艦隊が出港されるなど、9条の拡大解釈は、なし崩し的に広がっています。
 私たち「マガジン9条」は、9条の問題と根っこのところではつながっている貧困や格差、労働問題なども取り込みつつ、その決着の日まで、このウェブマガジンを続けたいと思っております。憲法に書かれている自由と平等の権利、そして政治を私たち市民の手にとりもどすためにも、みなさんからの励ましの声や、叱咤激励、リクエストなどを支えに、がんばって継続していきたいと考えております。読者のみなさんからの声やアイディアも是非、お寄せください。
 今後とも、おつきあいのほど、よろしくお願いします。(水島さつき)

今井一さん(ジャーナリスト,[国民投票/住民投票]情報室 事務局長)

真の護憲は憲法3原則をより深めることであり、そのために必要なら当然、憲法改正をも提案する。ただ憲法を変えるな触るなと言ってるだけなら「護憲派もどき」でしかありません。
『マガ9』が「9条をまもろう」と呼びかけるだけじゃなく、こういう改正をしようという提案(例えば、スイスのように法律制定に対する国民の発議権や拒否権発動を認める憲法改正とか)を行なうことを期待しています。そして、いっそうお洒落でスマートな『マガ9』に。祝200号!

上原公子さん(前国立市市長/マガジン9条発起人)

「よく頑張りました賞」を送ります!!
「マガジン9条」を始めたきっかけは、2004年のイラク派兵でした。ついに、日本は憲法9条がありながら、戦闘地に派兵をしてしまった。解釈改憲もここまでいくと、もう歯止めがかからない。そんな危機感でした。できるだけ多くの若い人にも、この日本の現状を知ってもらいたいとの悲壮な思いがありました。2年も続ければ限度かなと思っていた「マガ9」が、こんなに多くの人たちに支持されるとは思いも寄らないことでした。れもひとえに、毎週新しい人を開拓し、繋いでいくといった地道な活動を続けたスタッフのお陰です。4年も頑張り続けたスタッフと、協力を惜しまない本当に多くの皆様に感謝しつつ、まだまだ止められない。頑張るぞ宣言をしましょう。

落合恵子さん(作家・エッセイスト)

200回なのですね、もう。
その間に、社会も時代もさらに「弱肉強食」がさらに進み、なんだなんだ、と言ってる間に、ソマリア沖へ海上自衛隊は出港。こうして、なし崩し的拡大解釈がよりあからさまにすすめられていくのでしょう。高齢者は切り捨てられ、子どももまた格差社会の中で追い詰められ、若者は職を得ることがより困難になり、母子加算は段階を踏んで、とはいうものの、廃止される………。だからこそ、しっかり見極めなくちゃね、わたしたちは。

鈴木邦男さん(評論家)

いわゆる護憲派の教条性、狭さがないのがいいですね。予定調和もない、限りなく自由だ。アナーキーだ。何せ、僕も入れてくれるんだから。ここから道が出来ますよ。爆発しますよ。200号か。もうすぐ1000号ですね。その時には又、飲みましょう。スタッフの皆様、いつもお世話になってます。謝謝。

田中優さん(「未来バンク事業組合」理事長)

自然からのエネルギーで自給でき、リサイクル資源でモノが作られ、金儲けが意味なくなれば戦争は止められる。憲法9条とともに、生活の地域自給を! 200号、おめでとう!

田中優子さん(法政大学教授)

「マガジン9条」200回おめでとう。「マガジン9条」が消えた時は、わたしたちの世界が戦乱と闇に突入する時です。たいまつとして、ともしびとして、一緒に照らし続けていきましょうよ。

堤未果さん(ジャーナリスト)

頑張れマガ9めざせ500号!

土屋トカチさん(映画「フツーの仕事がしたい」監督)

どんなに素晴らしい法律でも、遵守されなければ「絵に描いた餅」でしかない。9条も労基法も、もはや「絵に描いた餅」なのか?
「マガジン9条」は、そうではないと目を覚まさせる「爽やかな冷水」であってほしい。通過点の200回、おめでとうございます!

寺脇研さん(映画評論家)

わたしのような「改憲派」にインタビューしていただいて、うれしく思いました。そのときご紹介いただいた姜尚中さんとの対談本『憲法ってこういうものだったのか!』(ユビキタスタジオ)で述べたように9条を、集団的自衛権などの解釈改憲を許さないように厳密に規定し直すべきだと考えます。他にも、26条の「教育を受ける権利」を「学習する権利」に改めるなど改正点はいくつもあります。「マガジン9条」を通して、9条の主旨に反することなくそれをさらに拡大する「改憲」について議論しようではありませんか。

松本哉さん(素人の乱5号店店主)

なんだか今の世の中、自民とか公明とか民主とか金持ちとかやたら威張りたがる奴とか、ウサンクサイ連中ばっかりがのさばってるね〜。そんな奴らほっといて、世界恐慌のドサクサにまぎれて勝手なことをやらかしちゃいましょう!!!!

毛利子来さん(小児科医/マガジン9条発起人)

どうでしょう。このへんで、巷に出ていきませんか。ウェッブ上では予想以上の成果が得られたようだけれど、どことなく物足りない。生々しさに欠ける感じがします。とりわけ改憲がなし崩しに進められつつある最近の状況を考えると、ウェッブ上の批判だけで対応していることに、もどかしさを覚えてなりません。やはり、現実には、現実の平場で立ち向かうのが基本であるべきなのでしょう。
そこで、提案です。200号を記念して、あちこちで、人と人とが顔を合わせる機会をつくり始めませんか。いわゆる「オフ会」でもいいし、「読者会」とか「交流会」とか「講演会」など、形は事情に応じてなんでもいいかと思います。ただ、その仕掛けは、なるべく読者の方にやってもらいたい。そして、それに、発起人・連載のライター・編集者・制作スタッフが、できるだけ呼応するというふうにしたい。 いずれにしても、無理は避け、ぼちぼちと広げていくにかぎるとは思っていますが。

森永卓郎さん(経済アナリスト/マガジン9条発起人)

200号おめでとうございます。平和は恋人と一緒です。どんなに愛していても、放っておくと遠いところに行ってしまいます。200号もずっと平和を訴えてきた努力はすばらしいと思います。いつまでも平和と仲良くしていきましょう。

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