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みんなのこえ

vol.205

090930up

9月23日から29日に届いたご意見から

■雨宮処凛がゆく! について

元 武士さん(39才・男性・大阪府)

新政権に望むこと

雨宮さんの『生きさせろ!』『雨宮処凛の闘争ダイアリー』で取り上げられた、生存権にかかわる重要な問題を改めて痛感した。
生存権・基本的人権の尊重に、全ての人々が浴さなければならない事を第一として、人間らしい働き方の実現、医療・福祉・教育を全ての人々が正しく受けられる様、新政権に強く要望したい。
これ以上、新自由主義による格差社会の悲劇を増やさぬ為に、ぜひとも新政権には全力投球していただきたい。

■雨宮処凛がゆく! について

スーパーグレードさん(50才・男性・茨城県)

新政権の人々

以前、朝まで生テレビで拝見しましたが外見に似合わず言っている事がしごくまっとうで忽ちファンになりました。今後とも弱者の味方になって情報発信して下さい。森田実氏との共著ぜひ拝読したいと思います。

■雨宮処凛がゆく! について

アンズとスモモさん(60才・女性・東京都)

新政権について

障害者自立支援法、母子加算復活等は余り難しい問題ではないので、参議院選の為にもすぐやるのでしょう。でも派遣法改正は現在不況のただ中なので、時間がかかると思いますし、また改正されたとしてもすぐ雇用に結びつくとは思えません。
生き延びて!!今は生活保護を受けてでも生き延びて!!と言いたいです。それは憲法で保障された権利なのですから。でも福祉事務所へは一人で行っては駄目です。「もやい」のような支援活動をしてくれる所がいろいろ出来ているので、相談をして、一緒に同行してもらいましょう。
そして彼らとともに生きて行きましょう。もう少し生きやすい世の中が来ることを信じて。

■雨宮処凛がゆく! について

敷島三区さん(30才・男性・茨城県)

115の感想

第115回の感想。私と同じ立場の視点で発している言論人は雨宮さんくらいではないかと思った。

特に下記の部分
>まだ派遣法など不安定雇用の問題には踏み込まれていない。
>失業率は過去最悪の5.7%を記録し、状況的はますます逼迫している。が、なぜかメディアではもう「済んだこと」のようにして取り上げられないという事態が起きていることも心配だ。

全く同感である。近隣職安の有効求人倍率は0.2を割っているという最悪な状況の中、何とかできることをと思って少しだが活動している。

今後も雨宮さんには今のスタンスで続けてほしいと思う。「雨宮処凛がゆく!」は全部読んでいます。期待しています。

■雨宮処凛がゆく! について

布施 剛さん(35才・男性・東京都)

まずは雇用の創出から

「仕事が無いから自殺」・・・やっぱり今政治に求めることはとにかく「雇用の創出」しかないですよ。派遣法の改正とか、最低時給1000円とか言ったって根本の問題は何も変わらない。年収300万程度の仕事があればとりあえずは一息つけるんですから。
子供手当の5兆5千億があれば、一人年収300万として約183万人の雇用が可能です。その人間が働き出せば、日本経済全体の活動が活発になって、景気が回復して、雇用が安定する。その方がよっぽど少子化対策になります。そう思いませんか、鳩山さん!

■雨宮処凛がゆく! について

リョウさん(25才・男性・愛媛県)

思わず吹き出してしまいましたw

雨宮さんが「脱貧困の経済学」という本を出されたという記事を辿って、このHPを知りました。対談で、経済学について基礎の基礎からお聞きしたということで、僕もそういう感覚で知りたいことだらけでしたので、共感できました。是非購入して勉強したいです。
最後に、寝そべりながらの政権交代議論をしたという箇所で、吹き出してしまい、これは感想を述べねばと思って、今やってます。
文章が面白いです。それに僕らの苦境を分かりやすく、怒りを持って語ってくれてて助かります☆
是非、これからも若き女性の論客として頑張って下さいね。応援させて下さい。陰ながら。

■鈴木邦男の「愛国問答」 について

高武 淳夫さん(79才・男性・福岡県)

賞勲制度の廃止

賛成、夏目漱石を初めとする多くの作家たちも辞退している。胸に飾る勲章の煌びやかさ、先ず羞恥心の不在を感じる。

■鈴木邦男の「愛国問答」 について

宮坂亨さん(41才・男性・長野県)

伊藤千代子と国家の謝罪

9月23日信州諏訪での「伊藤千代子没後80周年記念の集い」に行って来ました。
千代子は1905年に諏訪に生まれ治安維持法で捕まり24歳で殺された人です。
多喜二や秋水・栄に繋がる人です。
来年2010年は日韓併合100周年だそうで、韓国から天皇訪韓の依頼が来ているとか。行くべきだと思います。そして植民地支配の謝罪の「お言葉」をするべきです。
ついでに日本政府は2010年夏に、明治以降の歴代政権による「日本臣民を死地に追いやった罪」…戦地で死んだり銃後で空襲に遭ったり、満州に置き去りにされたり、特高に殺されたり…を謝罪する国会決議をするべきだと思います。
戦後50周年決議や村山談話を超えた、遺憾の意ではない国家としての自国民への謝罪の意を表して欲しい。
これも「010年安保(ぜろじゅうねんあんぽ)」の一環です。

■コラムリコラム について

マザーハウスLoveさん(23才・男性・千葉県)

いつも見ています

コラムリコラムに載っていたことでハッと思いだしましたが、ぜひ「マガ9」の「この人に聞きたい」に保坂展人さんを出してください!
是非保坂さんのインタビューが見たいです。
国会議員でなくなったから、出ていただきやすくなったのではないでしょうか?

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

大瀧由紀子さん(64才・女性・福井県)

新政権についての感想いろいろ

★鳩山さんについて、総理になる前より印象が良くなった。どちらかというと岡田派だったが、いろいろ見ていると鳩山総理で正解だったと思う。環境問題にしても、もっともっと日本の技術を中国などに広めていけば、実現できると思う。
★八ッ場ダム中止については、是非頑張ってほしいと思う。たとえ7,8割出来ていても完成してからも永久に続く維持費用を思えば安い物。原発と同じで(同じでもないけど)永久に面倒を見なければいけないことをもっと住民に説明してほしい。これだけ有名になったのだから、完成しなくても観光客も増えるのではと思う。私の町でも小さいながらダム問題があるので、人ごととは思えない。自然は一度無くしたら元に戻らない。
★文科省の予算に「電子黒板」が800億あまりあったと知ってびっくり!何を考えていたのか知らないが、もっと大事なことがあるはず。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

ウパさん(25才・男性・神奈川県)

人の顔をした資本主義?

有名な言葉はその文脈や人物からかけ離れて一人歩きすることがよくある。
デカルトの「我思うに故に我あり」然り、ニーチェの「神は死んだ」然り。
そして、アダム・スミスの「神の見えざる手」もその一つではないだろうか?
アダム・スミスといえば経済学の父であり、古典派経済学に位置され、自由主義経済を賛美した人物だと一般的に思われていないだろうか?
というか、私はそう思っていた。

最近、新書で堂目卓生さんの「アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界」という本を読み始めた。
まだ『道徳感情論』の部分しか読んでいないので断言はできないが、アダム・スミスが書いていたのは昨今よく聞く「人の顔をした資本主義」そのものではないだろうかと感じた。
『国富論』の部分が楽しみでたまらない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

佐野 鷹男さん(44才・男性・愛媛県)

確かに良い戦争などない、しかし・・・・

戦争と言えばいつものように思い起こすのはチェンバレンとスターリンだ。どちらも、ナチスドイツに融和的な政策を採り、ナチスの伸張を手助けした。
そして、ナチスが戦争を仕掛けてきたとき、イギリスではチャーチルが、ソ連ではスターリンが先頭に立ち、戦争を引き受けて軍事力によってナチスを打ち負かした。前面に出たのは仮借なき暴力であり、特にソ連は自軍の将兵の生命を省みることなく多大な犠牲を払ってナチスを打ち負かした。
米英ソに「戦争はいけません」と言うのはたやすいが、他に道があったのだろうか?

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

四畳半主義者さん(27才・男性・神奈川県)

反セクト法の視点

フランスには反セクト(カルト)法という法律があります。これは、この法律の基準に従ってセクト(カルト)団体と判断した団体を規制するというもの。セクト、カルトの定義は「信徒・会員を心理的・身体的依存状態にして利用しようとする団体」ということだそうです。
フランス政府はカルト的団体でも社会の要求に応えている側面もあり、全てを否定するわけではないとも述べています。
この法律の視点は大切です。まず、個人や家族を破壊する可能性のある団体に対して、社会が注意を払い、必要ならば介入していこうという意思を示していること。そして、その団体の社会への“貢献”と、問題のある側面については分けて評価するという点です。
日本でもカルトの被害は深刻で、信徒と家族に多大な苦痛と被害を与えている団体は多数あります。こういった団体のプラス面とマイナス面を分離して判断し、必要ならば規制をする為に反セクト法を導入してはどうでしょうか。

八ッ場ダムや普天間基地移転の問題、温暖化ガスの25%削減宣言など、
各方面で話題に事欠かなかった鳩山政権の1カ月。
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