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みんなのこえ

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6月27日から7月3日までに届いたご意見から

ダグラス・ラミスさんの「この人に聞きたい」をはじめ、
連載コンテンツへのご意見がいろいろ届いています。

●この人に聞きたい(ダグラス・ラミスさん) について

平和を愛するキリスト者 さん(48歳・男性・東京都)

【C・ダグラス・ラミスさん鋭い】

「無関心が許されない時代がくる」鋭いところを指摘してくれたように思います。C・ダグラス・ラミスさんが言われるように、無関心権を守ってくれているのは、今の平和憲法だと思います。
例えば宗教に感心がある人もいるでしょう。関心のない人もいるでしょう。今の憲法ではそれが許されます。しかし戦前の大日本帝国憲法の下では、神道が国教とされ、国家神道の下、国民に神社参拝が強制され、「宗教には関心がありませんから神社には参拝したくありません」などと言おうものなら、逮捕、投獄、それどころか命を落としてしまう可能性だってありました。
安倍首相は、平和憲法下の戦後民主主義からの脱皮を唱え、戦前の体制への回帰を主張、今国会でもそのための数々の悪法を強行採決で成立させました。このままでは、無関心が許されない時代になってしまいます。そのためには関心をもたなければ。

●この人に聞きたい(ダグラス・ラミスさん) について

ぅきき さん(20歳・女性)

【ダグラス・スミスさんに必ず伝えてください。】

スミスさんは「今、政治や憲法について無関心でいる若者たちは、本来は一番関心を持つべきなんです。」と、「若者は無関心」だと決め付けていますが、私は全く無関心ではありません。私の周りにも関心を持って行動している若者が多数います。そうやって「若者」をひとくくりにして考えるのはおかしいのではないでしょうか?上の世代からそう言われると、「若者バッシング」だと思います。毎日政治や歴史、哲学などの本もかなり読んでいます。教育基本法改悪反対の運動で国会前行動にも参加しました。なのに「若者は無関心」と決め付けられるのは本当に悲しいです。このことを是非スミスさんにお伝えください。

●この人に聞きたい(ダグラス・ラミスさん) について

十文字(愚民代表) さん(32歳・男性・千葉県)

【「東アジアの相互的軍縮条約締結および宥和」が達成されない限り、日米安保は継続され、沖縄からの米軍撤退はありえない。】

在日米軍の存在理由は概して二つ。
1.中国、北朝鮮、ロシア脅威論
2.ビンのふた論
である。
例えば韓国の立場になったとき、仮に日本のみが一方的な非武装中立を選択するならば、確かに2.の問題を解消できる。しかしその結果、在日米軍が撤退してしまえば、1.のリスクが格段に上昇し不利益を被る。韓国にとって、先日の米国議会が可決した「従軍慰安婦決議案」には、「ビンのふた論」の有効性を改めて確信するとともに、日米安保の有用性を再認識したであろう。同様の事は、「中国の影」を憂慮する東南、南アジア諸国にとっても当てはまるだろう。つまり、アジア諸国のニーズがある限り、日米安保は存続し続ける。結局、日米安保を破棄させるには、将来的に米国が衰退し、駐留軍を維持できない事態が発生したという仮定を除けば、東アジアの核を含めた抜本的な軍縮と宥和により、在日米軍の存在理由を消滅させるより他には無いであろう。

●この人に聞きたい(ダグラス・ラミスさん) について

TY生 さん(67歳・男性・三重県)

【日米同盟を双務にしようとする主張を考える】

ダグラス・ラミスさんは、第二次世界大戦以来、アメリカは大きな戦争に一度も勝ったことがないと述べた。にもかかわらず米国は9・11テロでは被害を受けたが、米軍の戦場が他国ばかりのため米国領は被害を受けていない。この点が日米同盟を双務にするという主張を考える場合絶対に見逃せない点である。
安倍晋三氏は2004年の著書で「軍事同盟は血の同盟だ。日本が外敵から攻撃を受ければ、アメリカの若者が血を流す。しかし、今の憲法の解府解釈では、日本の自衛隊はアメリカが攻撃されたときに血を流すことはない」と述べる。如何にも日本が米国に義理を欠いているかのように述べるが、日米同盟を双務にした場合、米国領が攻撃を受けていないにもかかわらず、遠征した米軍を支援するために日本は世界の至る所で集団的自衛権を発動、血を流すことになりかねない。なぜなら日米共同対処区域は、1998年4月の「日米安全保障共同宣言」で世界的な範囲となっている。

●伊勢崎賢治の15歳からの国際平和学 について

矢口洋生 さん(46歳・男性・宮城県)

【good】

シエラレオーネの様子がビビッドに描かれていて早く先を読みたいという気持ちになりました。「15歳から」というのは、「15歳以上の理性と良心と良識をもったすべての平和を願う人」と理解しました。書き続けてください。

●雨宮処凛がゆく! について

いのりん さん(44歳・男性・鳥取県)

【経済格差と「教育の機会均等」】

反貧困。反撃していくのなら、「教育の機会均等」を取り上げるべきでしょう。「国際人権規約の高等教育無償化条項」を締結していない国は、世界に、日本、マダガスカル、ルワンダの3カ国しかないのです。「国際人権規約」そのものに調印していないアメリカを加えて、国際社会に反した政策をとっているのです。経済格差は、学力格差につながり、その結果選択できる職種から、更なる経済格差が生まれるのです。アメリカでは、貧困層の若者は、資格を取るため軍隊に入らなければならなくなる。徴兵制を敷かなくても、貧困層が軍隊に入隊し、支配階層は、戦争景気のうまみを得られるのです。

●雨宮処凛がゆく! について

冬山千加子 さん(42歳・女性・京都府)

【かりんさんサイコ〜!!】

雨宮かりんさんの連載をいつも楽しみに読ませてもらってます。ほとんどのお母さんが「憲法改正」に無関心なのには、がっくりきます。「別に戦争は自衛隊が行くからうちらには関係無いやん」「まあ、がんばって」の一言にはがっかりとしますが、そんなとき雨宮さんの連載を読んで、笑って、元気をもらってます!思えば、安倍政権になってからと言うもの、女は子産みの機械だから1人頭でがんばれだの、子どもは母乳で育てろだの、ふんだりけったりの一年でした。そんな中での雨宮さんの連載は一服の清涼剤です。これからも楽しみにしていま〜す。

教師のたまご さん(22歳・男性・兵庫県)

【歴史教育に関して】

現状の教育が「偏っている」のであれば、どうすれば偏りがなくせるのでしょうか。歴史上の出来事を自分たちの都合の良いように肯定、解釈することですか?私自身は、歴史を学ぶということは未来を創造するにあたって、人間が謙虚になるためだと考えています。日頃、何か失敗をしたり、悪いことをした子どもに対して「次からはもうやらないようにしよう。そして、近くに同じようなことをしている友だちがいたら注意しよう。君にはそれだけの力がある」という趣旨の話をします。最後に一つ…レッテル貼りのようなことは全く対話を生み出さないですし、生産的ではありません。

パシフィー・コンスト(日本国憲法2.0開発部) さん

【九条の歌のPV(映像)ができました】

こんにちは。政党や宗派に属さない護憲サイト「日本国憲法2.0開発部」です。 「インターネット九条の会」様と当部パシフィーとのコラボ、ノリノリの憲法九条の歌とPVが完成しましたのでぜひご覧ください。映像もサウンドも永久に「再配布等歓迎」です。リンクや紹介はご自由になさってください。「ネットで聴ける・観られる「九条の歌」集」もどうぞ。憲法の歌に、民衆運動の1パターンとしてご注目ください。

森正樹〔アジア人同士戦わず〕 さん(44歳・男性・東京都)

【重要問題:改憲派の発想の根本的欠陥】

僕は非武装を主張してはいないので誤解しないで欲しいが、軍備に軍備で対抗しようとする改憲派の発想は単細胞だ。中国が軍拡しているから、尖閣有事に備えて日本も改憲・軍拡の必要があるという主張はもっともらしく聞える。当分は日本が優位を保てるし、安保もあるからそれでよいだろう。しかし日本が少子高齢化で国力が下り坂なのに対し、中国は数十年後にはアメリカ並の超大国になる。アメリカにとって対中関係の方が重要になるだろうし、日本は国家予算の大半を軍事費に割き、核武装しても中国には対抗し得ないだろう。たかが尖閣のために改憲するよりも、中国の省エネ・環境問題に協力し、友好関係を築く方がずっと賢明な方策なのだ。三十万は多すぎるにせよ、南京で虐殺があったこと自体は日本政府も認める事実であり(『南京事件小さな資料集』参照)、歴史から学ぼうとしない改憲派が、軍備に軍備で対抗する、かつての誤りを繰返そうとしていると思う。

にゃーん さん(22歳・女性・大阪府)

【議院内閣制について】

大学のディベートで、『首相公選制を導入すべし』という論題で、私は否定側として現状維持の意見を述べなければなりません。しかし、議院内閣制のメリットがわかっておらず、自分の意見をもつことができません。首相公選制にすると、人気投票になりやすい、独裁政治になりやすい、天皇制と矛盾といったデメリットがあると思います。でもそれだけでは、相手を納得させるような強い意見がないので、現状維持とプラスαがあるといいのですが、何か意見は頂戴頂けませんか?

小島大地 さん(27歳・男性・兵庫県)

【憲法】

僕は改憲も護憲もどっちの意見ってに熱を入れてるってことはないんですけれど、冷静に見たら、変えなくても別にええやんっておもいますね。今まで実際に戦争なんてなかったわけだし。現代史の授業を昔大学で習いましたけど、日本が危機的になったことも、戦後にも幾度かあって、そのたびに別に憲法変えなくても、侵略されたりしませんでした。侵略されるとか感じている人は、怖がりすぎやと思う。こんなに熱くなる意味がわからん。俺が仮に、憲法を押し付けたアメリカ人やったら、「せっかくの憲法を変えよるデ、こいつら」って、苦笑いしますね、たぶん。

TT さん(25歳・男性・徳島県)

【何故、護憲の人は日米は警戒するのに外国は無邪気に信じるのか。】

どういうわけか、護憲の人は改憲派に対して、「権力の恐ろしさ」を説いて、軍隊は自国民の弾圧にも使われる、という趣旨の事を言っていますが、軍隊が自国民を弾圧する可能性は信じていながら、外国が日本に攻め込んでくる可能性は無視できる頭の構造が理解できません。日本は資源が乏しいから外国は攻めてこない、などという幻想を言う人がいるのには寒気さえします。資源が無いなんて理由になりません。日本以上に資源がない朝鮮は、様々な国から侵略されていますし、かつての日本もロシアに攻め込まれそうになってますし、そもそも日本が開国したのはアメリカが軍艦を派遣してきたからでしょう。侵略は、資源だけでなく地政学、技術、政治上の理由など、どんな事が原因でも起こります。

菜々子 さん(25歳・女性・京都府)

【仕方ない?】

人の命に関わる事を「仕方ない」と片付けました。久間大臣の発言は許せません。

広島・長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言した、
久間防衛大臣の辞任のニュースが飛び込んできました。
「痛み」への想像力を欠いた政治家の発言の数々に、大きな怒りを覚えます。
皆さんのご意見をお待ちしています。

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