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まる87
3月28日から4月3日までに届いたご意見から
今週も、いろいろなご意見をいただきました。
各コンテンツに関する感想・ご意見とともに、
現状に対する危機感を訴える声が目立ちます。
Yumi さん(16歳・女性・東京都)
●この人に聞きたい 半藤一利さん について
【ありがとうございます。】
半藤さん、ありがとうございます。
「歴史は繰り返す」と知り、恐ろしくなりました。
軍事は恐ろしいものだ、という危機感を持っていなければいけない、と思いました。

平和を愛するキリスト者 さん(48歳・男性・東京都)
●この人に聞きたい 半藤一利さん について
【現在の日本】
半藤一利さんが、現在の日本と、戦前とはとてもよく似ていると指摘していますが、その通りだと思います。事例を挙げ鋭く指摘していますが、それ以外にも

 1)国会も自民党と民主党の2つの保守政党が多数を占めています。
政策的にもほとんど違いはなく、戦前の政友会と民政党の2大政党を連想します。社民党、共産党の護憲政党は少数、戦前も無産政党は少数でした。
 2)教育現場では日の丸、君が代が強制され反対すれば処分されるといった民主主義の国では考えられないようなことが起きております。
 3)北朝鮮の影の部分ばかりが報道され、反北朝鮮キャンペーンが吹き荒れています。また嫌中韓感情もあおられています。戦前の反ABCD包囲、鬼畜米英キャンペーンを連想します。
 4)さらに、最近の日本は、戦前の軍国主義への反省を亡くしつつあります。過ちを認めない人は過ちを繰り返します。過去の過ちを繰り返さないことを願いたいものです。

十文字(衆愚代表)さん(31歳・男性・千葉県)
●この人に聞きたい 半藤一利さん について
【歴史と現実主義の考察】
半藤氏の第三回の発言には疑問がある。氏は、日本人は攘夷の精神を内在させると指摘されるが、もしそれが日本人の普遍的心情ならば、その矛先は真っ先に米国に向かうはずである。しかし、日本には反米保守論者は、その数も支持者も少ないのが現実である。僭越ながら、半藤氏は現在の右傾化傾向を的確に描写しているとは言い難い。
私見だが、この種の「外圧への反発」は攘夷思想が原因ではなく、ただ単に「フェアでない」という心情から来るのだろう。だが、それが真に「フェアでない」のかは、客観性や合理性に基づく知性により判断されるべきである。こういう考え方の重要性こそが、先の戦争で日本国内に精神論が席捲し、合理的精神が追いやられた末に、惨めな敗戦を迎えた日本人が獲得した最大の教訓であろう。 少なくとも司馬遼太郎のファンはこの考えに同意するはずである。また、こういう手法は現実主義と呼ばれるものでもある。現実主義を誤謬してはならない。
TY生 さん(67歳・男性・三重県)
●松崎菊也の笑うニュース・クイズ について
【文民統制指揮官が逆に制服組を嗾ける】
松崎菊也さんが述べた安倍首相の、防衛大卒業式での「総理大臣が決めたらトットとボタンを押せ」という趣旨の訓辞を読んで想起する。
1962年のキューバ危機で米空軍参謀総長がキューバ爆撃を主張したが、ケネディーは世界大戦になる危険を語り、「君が話しているのは国家の破壊のことなのだ」と話して、外交による危機回避を追求した。
2003年8月30日、安倍官房副長官は北朝鮮が米国に求めた不可侵条約について、「北朝鮮は安心して日本を攻められるじゃないか」と述べた。
北朝鮮が日本を標的にするのは、日本が米軍の攻撃発進基地であるからで、北朝鮮は日本を占領支配する能力はない。
安倍首相は北朝鮮との戦争を想定するが、対話で東アジアの平和を勝ち取ろうとしている6者協議は念頭には無く、制服組をけしかけるような訓示をする。
防衛省発足時に文民統制を強化することが謳われていたが、最高指揮官が軍事発想偏重の持ち主、同類の政治家たちでは、憲法の歯止めが不可欠だ。
吉川新吾 さん(42歳・男性・東京都)
●【緊急提言】選挙は結果が全て。について
【同感です】
これからの4年も、あの人を居座らせるのはイヤ、という声は私の周囲で日に日に高まっています。しかし、なんということか、致命的な分裂。
いったい、何やっているのか、どうしてこんなことになってしまったのか。
今は山口先生の緊急提言をより多くの人に読んでいただきたいと思うばかり。
筒井健雄 さん(71歳・男性・長野県)
●憲法9条Q&A について
【憲法9条を世界に広めよう】
私は原水爆より強力なものは何かを昭和30年以来(50年以上)考えてきました。
結論は、臨床心理学的な方法で人々の人格を高めることにある、ということになりました。
全ての人の「人権は対等」ですが、人格は広い人と狭い人がいて、対等ではありません。広い人格を創ることが大切です。対話が重要で、愛と平和が基盤となります。
平和憲法を守り、世界へ広めることがとても大切です。
須賀薫 さん(女性・北海道)
●森永卓郎の戦争と平和講座 について
【改憲手続き法案】
いっせい地方選前半戦まで、あと1週間。8日が過ぎたら、政府は改憲手続き法案の衆院通過をもくろんでいる。この法案は憲法9条改定と地続きのものである。まさに今、「憲法が危ない!」のである。そのことをほとんどメディアが報道しないためもあって、国民は危機感をいだいていないのが現状だ。いますぐ、この危険を訴えよう。
コマーサル さん(33歳・女性・東京都)
【広告の存在意義】
TVはCMの影響は15秒ほどであまりないのでは? という意見とかあったんですけど、私は影響大と思います。CMの場合は時間が短いから感情に訴えるわけだけど、短くても量があるとBGMが口ずさめるくらいですから。そこをベースにネットとかに誘導すればいいわけですし。ポケモンで興奮させる点滅出したら、数秒でも子どもが倒れて病院に運ばれる騒ぎになりましたし。
時間が短い分都合のよい、伝えたいところだけ、伝えることができます。広告の影響を軽視すると、そもそも広告の存在意義自体がなくなってしまいますよね。
広告費をだすのは影響があると思っているからで、TV広告収入は全体に占める割合が依然高いです。憲法論議は広告業界からしたらビジネスチャンスでもあるので、結構加熱しそうですね。
桝野正博 さん(52歳・男性・石川県)
はじめまして。友人のブログからこのサイトを知りました。
お恥ずかしい話しですが、これまでのぼくはインタビュー「この人に聞きたい」の「毛利子来さんに聞いた」の最後にある「どうでもいい。関係ないとそっぽを向いていると、いまにとんでもない時代になってしまいかねません」というような人間でした。いい年をしてまったく情けないですね。
でも、自分の生き方、道を創るということにはとても興味がありました。
これからは、生きている時代にぼくも参加して、ひとりひとりがイキイキと暮らせる社会を楽しんで創るという生き方に方向転換しますね。
憲法初心者ですが、バックナンバーのはじめからていねいに読ませていただきます。ありがとうございます♪
ごんた さん(28歳・女性・広島県)
【高校教科書の検定について】
従軍慰安婦に続き、今度は沖縄戦とは。検定前の記述の一例を見ると、「なかには日本軍に集団自決を強制された人もいた」という、限定的な表現になっていたのに、この表現すら我慢できないというんでしょうか。
「集団自決は命じていない」という一部の証言があったとしても、それを沖縄戦の全体に当てはめてしまうというのは、私のような素人から見ても論理の飛躍だと思います。
そうして軍の関与に関する記述を削っていくことで、「日本の軍隊が、理不尽なことをするわけがない」という偏見を国民の中に育てさせ、戦争に関わることに対する抵抗感を無くさせていこうとでも図っているんでしょうか。
現状を変える第一歩は、
私たち1人ひとりがしっかりと声を上げていくこと。
ますますたくさんのご意見やアピールをお待ちしています!
ご意見募集!
ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。

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