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まる81
2月14日から2月20日までに届いたご意見から
地球の環境問題に関するコラムへの意見をたくさんいただきました。
英語版へのお問い合わせもありましたが、
トップページ http://www.magazine9.jp/ から入れます。
ご覧ください。
うべ さん(20歳・女性・東京都)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【環境破壊と憲没を読んで】
「ダーウィンの悪夢」という映画を見ました。舞台はタンザニア。そのなかで、一人の人が、「皆戦争を望んでいる」と言っているのが印象的でした。
私はもちろん、戦争には絶対反対。でもどうしようもない貧困の中で、何もしなくても貧困によって死んでいく。戦争が起こったら、もしかしたら死ぬかもしれないけどお金が儲かるかも知れない。
お金儲けしたい大企業なら責めようもあるけど、ぎりぎりのところでそういうふうに考えている人がいる、という中で、憲法9条がどういう意義があるんだろうと思っていました。
「憲法手習い塾」で前文の第二段で「全世界の国民が恐怖と欠乏から免れ、」と書いてあることを読んで、戦争そのものももちろんだけど、戦争を生み出すものを、その根元からなくしていきたいもだと思いました。
長壁満子 さん(50歳・女性・東京都)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【憲法と地球環境】
環境と憲法9条‐目が覚める解説でした。
今や人類いえ、生き物が生存するエリアがどんどん、蝕まれ、人工的に侵されていっています。日本で、これほどの少子化、不妊症の増加は、社会的要因のみでなく、生物学的な劣化があると思っています。「異国でなされている戦乱状況」は放射能汚染など確実に、ここ日本にも影響しています。
温暖化、50年か70年後の激変は、恐らく、さらにスピードを増すでしょう。主要国が心する気配が無いからです。
人類自らを滅ぼす殺戮兵器を増産し続け、毒ガスを撒き散らすかぎり、私達の生存環境はあとわずかで……。権力者たち自らが、死んでからでなく、生きている間に足下が沈み始めるのだと理解できれば、戦争をやめるのでしょうか。
茹で蛙となって心中したくないと何年も前から叫び続けてきましたが、どうやら、くるところまで来ているような気がします。(温釜にみんなで憩えば花吹雪)
平和を愛するキリスト者 さん(48歳・男性・東京都)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【改憲の真の目的】
自民党は、平和憲法を改憲する理由として、環境権等の新たな権利を入れるためにというのを一つの理由にしています。現憲法には環境権の規定は明文化されていませんが、伊藤真さんが言われるように、13条や25条によって十分保障できるように思います。
それに自民党の改憲案には、「良好な環境保全に努めなければならない」としているだけで、環境権を権利としては認めていません。また環境権以外の新しい権利なるものも入っていません。
そもそも水俣病等の公害問題が起きたときに、被害を受けた国民のことより大企業の利益を優先し、被害を拡大させてしまったのはほかならぬ自民党政権です。
国民のことよりも大企業の利益を優先する体質は今も変わっていないように思います。
環境権等の新たな権利を入れるためにというのは、9条を改悪し戦争をできる国、戦争をする国にするための目くらましにすぎないように思います。だまされてはいけません。
Shio さん(29歳・女性・東京都)
●今週のキイ について
【HPに民主的な運営を望みます。】
38回の記事を拝読し、「共産党が統一候補を阻んだ」という意見に違和感を覚えました。
私自身、統一候補が擁立できなかった真相はわかりません。同じく真相を充分に知らない読者は多いのでは……と想像します。
その中で、根拠も示さずに意見を述べることの怖さを感じました。私には、一方的な思いこみと決めつけで述べているように見えます。多数者の意見を少数者のそれに優先させるような物言いは、民主的ではありません。それこそが統一を阻むものだし、私たちの「憲法を守りたい」という思いを分断するものだと思いました。
どんな意見を持ち、どのように表現するのも、それは自由だと思います。
ただ、「他者との違いを認め合う」ということを、私たちは常に堅持する必要があるのではないでしょうか。
野口昭彦 さん(男性・東京都)
●今週のキイ について
【先週のキイ(^^;)】
愛知県知事選での共産党の態度についての論評は稚拙だなと感じました。
毎週楽しみに拝見しておりましたが、正直ガッカリ。「政策協定」と「統一候補」に向けてのやりとりが皆無であったと取材されたのでしょうか!?
“数合わせ”は机上の空論ですし、教基法改悪の最終版での民主党の政党としての態度と見識を国会で目の当たりにすると、単純に自民党よりもヨリマシとは言えない側面がたくさんあります。
9条を守る一票は愛知県知事選の場合は共産党の候補者しかいなかったというのが冷静な見方ではありませんか!?
森正樹〔アジア人同士戦わず〕 さん(43歳・男性・東京都)
【護憲派の新しい顔が必要】
改憲派には日本がいつか来た道を歩んでいることに無自覚な人が多すぎます。
9条を守るだけでなく、閉塞状況にある日本の社会や政治を変えるためには、護憲新党の立ち上げが必須です。社共にも保坂展人氏のような立派な政治家がいるが、新しいセンスや息吹が感じられません。
大橋巨泉氏のような古い世代ではなく、伊勢崎賢治氏や雨宮処凛氏のような若い世代が、日本の良き伝統として9条を受け継ぎ、発展させていく責任があります。
天木直人氏の参加する「平和への結集」は野党間の選挙協力だけでなく、新党立ち上げを考慮するべき時期です。現在マスコミは電通の影響下におかれ、権力の道具に堕しているが、視聴率が稼げる話題には飛びつく傾向があります。
憲法や平和の問題が生活や環境と結びついていることをソフトに語れる教養と庶民性とを併せ持ち、21世紀の平和国家日本のヴィジョンを語れるような、護憲派の新しい顔になる人が誰かいないものでしょうか?
Yumi さん(16歳・女性・東京都)
【国民投票法】
昨日、新聞を見ていたら、「国民投票法案を強行採決するかもしれない」ということを見ました……。恐ろしい法案が採決されていいのでしょうか……?
共産党、社民党は反対の姿勢をとっています。私もこの法案は要らないと思います。
9条原理主義者 さん(62歳・男性・千葉県)
【「英語版」の発刊は快挙】
いくら我々が「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」と言っても、諸国民にその理念を理解してもらう努力は必要です。
明治以降は戦争ばっかりで挙げ句のはて諸国民を多数殺害し、日本国民も多数死に国土を焦土と化した。もう戦争はコリゴリだとする当時の国民の考え方から9条は制定された。こうしたことから導かれた「もう戦争はいい」とする考えを世界に発信しよう。
英語はドーモですので「ウェブ翻訳」の変な日本語と原文を併用し、議論を注目したい。
編集部様には過負荷で申し訳ありませんが、近隣諸国の母国語は英語でないので宜しく。ちなみに世界の五人に一人は中国人です。
2月7日掲載の「今週のkey」について、
質問や意見をたくさんいただいておりますが、
それに対しての回答は、近いうちにサイト上にて掲載しますので、
今しばらくお待ちください。
ご意見募集!
ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。

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