11月28日から12月5日までに届いたご意見から
今年もあと1ヶ月。
国会もあと10日。
あわただしい日々が続きますが、
みなさんのご意見やアピール、お待ちしております。
十文字(衆愚代表) さん(31歳・男性・千葉県)
●この人に聞きたい(片桐直樹さん)について
【年の近い世代に「反戦」を伝授できなくて、どうして今の若者に対しそれか出来るのだろう。】
片桐氏は、社会人の仕事量の増加が、市民運動への参加者を減らした要因であると述べていたが、果たしてそうだろうか。 片桐氏ら60年安保闘争の次には、70年安保闘争が続く。だがそれには支持が得られなかった。理由には色々あるが、思想的には、新左翼の運動が60年安保の時の「反戦」「戦争反対」に対して、70年安保の時は「革命戦争」「戦争勝利」というように、革命という接頭語はあるものの、「反戦」から「戦争」へと大きく変わった事も挙げられる。もはや「反戦、自衛隊解体」ではなく、最先端においては「革命戦争、革命軍の建軍」というように、ある意味では180度様変わりしていたといえる。結果として、安保阻止は再び達成できず、新左翼セクト自体も四分五裂し弱体化、過激派化する。問題はなぜ、戦争体験者が70年世代に対し、反戦思想を伝授出来なかったのか ということである。その失敗の分析は必須であろう。是非再登場しお聞かせ願いたい。
多摩散人 さん(60歳・男性・神奈川県)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【 軍隊は国民を守る―伊藤塾長への反論(その一)】
護憲派の軍隊否定論の一つに、「軍隊は国体(国家の体制)を守るので、そのためには国民を犠牲にする」というような議論がある。「手習い塾」第六回にもそんなことが書いてある。個々の事例は省略して、原則論だけ、反論しておこう。
国家の体制とは、例えば警察です。
警察の仕事は法律や国民の生命・財産を守ることでしょう。
しかし、侵略者が、日本の警察を武力で制圧して、その人員や組織を自分に都合いいように変えてしまえば、日本の警察が日本の法律に従って日本国民の生命・財産を守るのではなく、侵略者に都合の悪い日本人を逮捕するようになってしまうのです。
また、例えば税務署や財務省を制圧すれば、我々の税金を、侵略国の都合のいいように使ってしまう。国会を制圧すれば…、総理大臣を捕まえれば…、裁判所を…、以下皆同じ。
敵の侵略から我々の国家組織を守れるのは軍隊だけです。
軍隊は、国家体制を守ることによって国民の生命・財産を守るのです。
平和を愛するキリスト者 さん(47歳・男性・東京都)
【戦争体験の風化が懸念されます。】
今週のキイに登場した、安倍首相、石原東京都知事。国家主義、大国主義、覇権主義思想の持主で、博愛の心、人類愛の精神に欠けるというのが私の評価です。
かって、この手の政治家は極右的すぎて、自民党内部でも脇役的な存在だったのですが、今ではこういった考え方が勢力を増しているように思います。
防衛省格上げ法案が衆議院を通過しました。海外派遣任務(アメリカの起こす戦争の支援)を主任務に、自由に省令を作ることができるようなる、防衛予算の増額も求めてくるでしょう、大変な悪法です。
にもかかわらず、反対の声が非常に弱いように思います。十数年前だったら大変な反対運動が起きていたのではないでしょうか。
終戦から61年たち戦争を知らない若い世代が台頭、戦争体験が風化しているように思います。そこに理想を失い、貧欲が芽生えた時、戦前の国家主義、覇権主義国家への回帰が懸念されます。
「人間は忘れることで、同じ過ちを繰り返す」といいます。
TY生 さん(66歳・男性・三重県)
【国連平和維持活動を歪曲して捉える安倍首相】
安倍首相は11月14日、米紙ワシントン・ポストに「PKO(国連平和維持活動)の際に、一緒に作業している外国部隊は攻撃された時に救出することが憲法に反するのか」と述べている。この言葉を考えてみる。日本は国連加盟時に武力を伴う国連活動は憲法規定で出来ない旨を申請了解されている。PKOの原則は、停戦が成立し紛争当事国がPKOの受けいれ同意が原則。そして自衛のため以外は武力行使しないという自衛原則がある。PKOは停戦監視、兵力引き離し以外に非軍事の医療、輸送、修繕・補修などの分野もある。日本は現在、中東・ゴラン高原で国連兵力引き離し監視団への輸送業務などを行う。今年11月には国連からネパールで国連が行う武器管理関係の仕事を要請された。これらを見れば安倍首相はPKOを歪曲して捉えている。それに国連の問題解決の方向はレバノンや北朝鮮に関する安保理決議は国連憲章第42条(軍事力の使用)を排除した。
みんなで九条 さん(33歳・女性・東京都)
【『みんなの9条』買いました!】
早速、知人に貸しました。いや本当はプレゼントできればよかったんですが、お財布もピンチなもので。いろんな角度や視点から見る、いいきっかけになってくれればと思います。
ぶうりん さん(43歳・女性・広島県)
【みんなのアンケート、今週の回答】
今週の回答は、答えずらかったです。2箇所にチェックしたかった。そういう時はどうしたらいいのかしら?
しよ さん(37歳・女性・東京都)
【本当に民意を反映してる自信があるのなら】
スタッフのみなさま、いつもごくろうさまです&ありがとうございます。興味深く拝読しております。
ここにきてドトウの勢いな与党のみなさんですが、こんなに重要なことを勝手にやってもらっちゃ本当に困ります。
こないだの総選挙で自民党に投票しちゃった人も、憲法や教育基本法をヌキにしたって、キョーボー罪やら障害者金払え法やらホワイトカラー残業代出ませんよ法やらリハビリ打ち切っちゃうぞ法やらあれやらこれやら、「え゛ー、聞いてないよ!」と突っ込みいれたくなってるんじゃないんでしょうか?
「やらせタウンミーティング」当時の責任者はこの場合辞職して、ついでに衆議院も解散して、今まな板にのってるいろんな法案を、きっちり「公約」として明記した上でもう一度選挙やってほしいですねー!
ともあれ、今の私にできることを地道にやっていこうと思います。お互いがんばりましょう!
新しい投稿者さんから、
教育基本法についてのご意見をたくさんいただきました。
そちらもご覧ください。
ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。
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