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まる70
11月15日から11月21日までに届いたご意見から

教育基本法改定反対の意見もたくさんいただきました。
それらの意見は「反対アピール」のコーナーに紹介しています。
そちらもご覧ください。
やらせで税金で謝礼 さん(33歳・女性・東京都)
●今週のキイ について
【金の力】
やらせに税金で謝礼の記事を読んで、教育基本法でやったのだから、憲法を変えるためには国民投票法でもやるなと確信させられました。
安倍氏はイギリスのサッチャー時代を手本にしたいようですが、イギリスではすでに、見直しが始まっています。不登校は毎年100万人。未履修が1割以上、自国の位置も示せない子が5人に一人。こんなもの手本にしてどうするのか。
学校は自校の評価を下げたくないため、都合の悪い生徒はどんどん放校してしまい、再チャレンジのしようもない。むしろ反面教師とすべきでしょう。
折井朋弘 さん(39歳・男性・長野県)
●今週のキイ について
【「核保有論議のまやかし」のまやかし】
はじめまして。いつもはROMのみしていましたが、今回だけは余りにも誤魔化しが酷いので意見させていただきます。

(今週のキイより)「議論」というのは、違う意見が少なくとも二つ以上存在するから成立する。当たり前だ。こんな、論理学の初歩が、中川氏にはまるで分かっていない。
これはウソだ。違う意見がなくたって十分論議は成立する。でなければ大学のゼミなど存在し得ない。例えば「信長を殺したのは明智光秀だ」という意見は一致しても「なぜ光秀は事に及んだのか」の議論は、いくらでもできるではないか。
隣の国で核実験が行われた状況で「何故日本は核保有ができないのか」をしっかりと論議していくべきではないのか。最初から議論すべきでないというのは、言論封殺を狙ったまやかしとしかいいようがない。
私も核保有はすべきではないとは思っている。それは国益にならないからであって、情緒的に絶対駄目とは思わない。もっと国民的議論すべきであろう。こんなまやかしで議論を封殺してはならない。

(今週のキイより)「核保有論者」としか思えない。そうではないと言うのならば、早々に中川氏を政調会長から外すべきだし、麻生外相も罷免するべきである。
民主主義では政治家の職を追わせる手段は選挙しかない。例え中川氏が核保有論者であったとしても、犯罪を犯していないのに自分と意見が合わないからといって、職を追わせるのであれば、そこには言論の自由は存在しない。全体主義者に近いのはむしろ貴方たちではないのか。
十文字(塾講師) さん(31歳・男性・千葉県)
●この人に聞きたい「高橋哲哉さん」
【教育基本法より「いじめ問題」】
生徒や保護者における学校生活での悩み事は、まずは「進学」、そして次には「いじめ」である。全く、学内の「いじめ」問題ほど、「対話による争いの解決」や「加害者・被害者の意識」といった平和主義を実地で教育する場は他にないだろう。
NHKの番組『海外ネット』(11/19)で、オーストラリアの教師は、「いじめは必ず起こりえるもの」という考えの下、問題には即座に対応する。そして「いじめは卑怯である」という事を常に大人が教える、と話していた(だが、それでもいじめは無くならない)。 しかし日本では、例えば日教組のHPを閲覧しても、確かに「教育相談室」を設けてはいるが、組織全体が実践的ないじめ解決システムを構築してはいない。
勿論これは教育委員会や政府、文科省も同様で、彼らの焦点は教育基本法はかりである。そして高橋哲哉氏などの「知識人」も交え、空中戦を演じている。
だが、たとえ基本法を維持できても、「いじめ問題」に冷淡なら、本末転倒であろう。
非戦 さん(54歳・女性・岐阜県)
【冬のおすすめ本】
夏の編集部のおすすめ本の、辺見庸さんの2冊を読みました。病室で左手でキーを打った入魂の言葉の数々に感動しました。 歴史を改ざん入れ替えまでして戦争をしようとする政権に、死ぬまで異議申し立てし続けるということでした。
その辺見さんがインタビューしたノーム・チョムスキーの『メディア・コントロール』(集英社新書)の「市民運動は…このまま保障され続けるわけではない。こういう権利は勝ち取られたものです。闘わなければ勝ち取ることはできない。闘うことを忘れてしまえば、権利は失われていくのです。天与の贈り物のように降ってくるわけではないのです。」は印象的です。
『戦争で死ぬ、ということ』(島本慈子、岩波新書)は、第2次世界大戦(特に加害)がよくわかるように書かれています。ジャーナリストの「大量死を防げなかった」痛恨の思いも伝わってきます。
残念ながら今国会では、次々と心配な法案が審議中です。
国民投票法案についても、報道されていませんが、着々と審議中。
国民を巻き込んだ議論の広がりにするため、
小さな声でも上げていきたいと思います。
みなさんのご意見、お待ちしております!
ご意見募集!
ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。

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