11月1日から11月7日までに届いたご意見から
今週、みなさんから寄せられた教育基本法についてのご意見は、
「教育基本法改定反対」アピールのコーナーに掲載してあります。
そちらも是非ご覧ください。
ものがいえない さん(32歳・女性・東京都)
●この人に聞きたい 高橋哲哉さん について
【何もいえなくするには】
高橋さんの言論の封殺の記事を読んでいて、これ以上ものがいえなくなる言葉として「非国民」という言葉があったと思ったんですけど、現代だとどういう言葉がやってくるのかなと考えさせられました。最近だと「北朝鮮のスパイ」とかいうのが近いのかな?例えば政敵を追い落とすためにつかうのとしては「○○は北朝鮮とつながっている」とか、選挙のときとかやりそうな気がします。
十文字(衆愚代表) さん(31歳・男性・千葉県)
●この人に聞きたい 高橋哲哉さん について
【木を見て森を見ず(2)】
高橋哲哉氏が、日本が主体的に侵略戦争を起こす可能性がないことに気付いている点は、11月1日掲載文で理解できた。現実的に考えれば日本が戦争にコミットするシナリオは、国連軍参加か米軍の援軍、もしくは専守防衛という位であろう。とはいえ、その他多くの発言が私には理解できない。特にマガ9編集部の「戦前ならともかく、現代も靖国のシステムが有効に機能するのか」という本質的な問いに、高橋氏は難しい話と言いながら、観念論やイラクの事件などにシフトし、私は煙に巻かれた印象を受けた。より根本的な問題としては親米保守の「ねじれ」、つまり戦前の伝統や軍事行動を擁護しつつ、その宿敵であった米国とは関係性を強化しようとする矛盾がある。靖国はその矛盾の代表格といえよう。だがそれゆえに「感情の錬金術」の触媒としては、靖国は大いに不完全な代物ではないのかと高橋氏に問いたくなる。私ならばマガ9の問いには、「靖国は張子の虎です」と答える。
TY生 さん(66歳・男性・三重県)
【靖国思想とは個人の命より国家の使命を優先すること】
靖国神社の考え方は、個人の命より国家の使命の方が大切だという考え方である。これは全体主義国家でなくても、政府の宣伝やマスメディアのあり方、教育のあり方如何では、一応、民主主義の体制になっている国でも、国民にこの考え方を植え付けることは可能である。日本ではイラクで日本人が反米武装勢力に人質になったときに、政府はテロとの戦いという大義名分・国家の使命を人の命より優先させた。政府は反米武装勢力の標的にした自衛隊派遣の政策を棚に上げて、人質になった人たちを自己責任と決めつけた。マスメディアもこれに同調した。米国はイラクの大量破壊兵器の脅威を除去するとして戦争を行い、米兵やイラクの民衆の命より優先させた。米国のマスメディアは政府に同調した。国家の使命より人の命の方が大切と規定するのが靖国思想を打破することにほかならない。
赤司洋 さん(69歳・男性・東京都)
【金正日の核について】
今回ばかりは麻生、中川両氏に反対しない。「議論がいけない」というのが一番いけない。日本が核武装しても実際上の報復力はないから無意味だが、北朝鮮の核の最大の被害者は日本だけであることを考えると、ここで今までどおり優等生を決め込んでいてはいけない。 米、中、露は内心では「日本が核攻撃を受けてからでもいいのではないか」と考えているふしがある。3国の姿勢にはそれぐらい真剣さが欠けている。日本の核武装が嫌なら、直ちに金正日の核を解体すべきである。
越石靖章 さん(21歳・男性・神奈川県)
●マガ9アーカイブス について
【今週のつっこみ について】
人に語りかけるなら、もっと丁寧な言葉を使ってください。 重ねて、安全保障に対する具体的な施策を明示しないまま(代案がないまま) ただ反対しても意味がない。「自動車は排気ガスを出すから反対」と 言いつつ、「なら他の代替手段は?」と聞かれて答えられないような もので、反対ありきの理論に尽きるなら、それは理想論で終わります。
湘南本多 さん(57歳・男性・神奈川県)
【経済と教育と憲法】
今、内橋克人氏の『悪夢のサイクル』を読んでいます。最近の歴史のきな臭さを 解く鍵となりそうな気がしています。とてもわかり易い内容です。まずは一報。
憲法公布60周年ということで、
憲法や改憲についての、いろいろな記事を
新聞で読むことができました。
みなさんは、どうお感じになりましたか?
引き続き、ご意見お待ちしております!
ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。
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