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まる55
7月26日から8月1日までに届いたご意見から

「この人に聞きたい」小林節さんへのインタビューに
たくさんの反響がありました。
涙が出るほどうれしかったというご意見も!
これからもいろいろな方のインタビューを紹介していきますので、
お楽しみに。

夏風邪注意 さん(32歳・女性・東京都)
●この人に聞きたい 小林節さん について
【人は不完全な生き物です】
小林氏の話はとっても賛同! 安部氏にもみられる、あの根拠のない「自分絶対主義」は、聞いていると幼稚すぎて気持ち悪くなってしまいます。間違わない人も国家もないです。人は間違うということを前提に、法やルールはつくらないと意味がないです。
私もこうした人たちはわかっていて、国民を騙す為に嘘をついていると思っていたのですが、無知の無知だとは……かえって怖いです。
田中真紀子氏が議論もできないほど(無知)だと小泉チルドレンを評していましたが、そういう人に日本の手綱がとられていると思うと寒くなってきます。
す。 さん(59歳・女性・石川県)
●この人に聞きたい 小林節さん について
【小林さんにとっての、ひとつのいのち。】
昔も今も改憲派、という小林さんのお話、説得力がありました。
以前に新聞のインタビューで発言されていて、改憲派のこの学者さんですら、今の自民党の憲法変えたいひとたちは、根本的なこと――憲法の主語は「わたしたち」であり、憲法は権力をしばる道具としてあるのだということ――がわかってない、と憤慨しておられたのが印象的で、それ以来、マークしていた方なのです。
マガ9さん、小林さんに聴いてくださってありがとね。憲法をご自分のことに引き寄せて考えてるお話がいいですね、続きが楽しみ。

雨宮処凛さんの「このひとに聞きたい」も、今回と同じ意味でお話に力がありました。いろんなひとの、考え方のターニングポイントが聴けるようなインタビュー、これからも期待してます。
四津谷薫 さん(50歳・女性・兵庫県)
●この人に聞きたい 小林節さん について
あの小林節さんが……。というのは、野党の護憲派から最近いろいろと良い意味での変貌ぶりを聞いてはいましたが、本当にうれしい限りです。
今ある政治状況があまりに酷いということの表れではあるのでしょうけども、ひとつの命の尊さからの発想というのも当たり前のことなのでしょうけど、それが9条を変えたがっている人にはできなかったことなのです。
立憲主義から、というのもまさにそのとおりだと存じます。涙が出るほど、うれしい記事でした。味でお話に力がありました。いろんなひとの、考え方のターニングポイントが聴けるようなインタビュー、これからも期待してます。
YumiKikuchi さん(44歳・女性・千葉県)
●この人に聞きたい 小林節さん について
小林節さんのインタビューを読みました。面白かったです。
小林節さんが改憲派でありながら、立憲主義(あたりまえです)を貫かれているのをうれしく思いました。「1億人を守るために1万人が死んでも仕方ない」、という考えは、まさに権力者のものですよ。戦争になれば、誰もが、そして誰かの子どもが、その1万人になるのです。自分のこととして考えないと、いつになっても権力者は戦争を選び続けるでしょう。戦争を選ばせないための紛争解決の仕組みを積極的につくっていかないと。憲法を守ると言っているだけでは足りない。積極的に非武装で紛争解決や紛争予防をやっていく人を育てて、世界中に送れるように「平和省」の設立を提案します。(平和省プロジェクトJUMPが、やっと動き始めました。)
佐野鷹男 さん(40歳・男性・愛媛県)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【民主主義が本来持つ陥穽】
民主主義が多様な存在を認めることを前提としているのはその通りです。しかし、その多様性は「ある枠組」の範囲を必然的に必要とします。日本人を含め、西欧的パラダイムに生きる人間は、知性や理性の尊重で、衆愚的になりやすい民主主義に「ある枠組」を保障しようとします。
そして、伊藤先生のおっしゃるとおり、そういうものが世界大を目指す運動であること、正確には目指さざるを得ない運動であるとも思います。
しかし、西欧民主主義への不信感をもった思想(例えば、中国流の共産主義)、イスラム原理主義にこの運動が出会ったとき、我々はどのように振舞うべきか? 彼らの多くは「西欧の流儀の邪魔はしないけど、それを受け入れさせようとするな」と主張します。 ここに西欧流民主主義は立ち往生します。
スラヴォイ・ジジェクという思想家は、リベラリズムの陥穽で同じ構造があることを指摘します。これについての理論的な答えはありませんが、実践的に乗り越えるにはどうすればいいのか、先生のお考えを知りたく思います。
元 さん(50歳・男性・埼玉県)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【自分に何が出来るか】
伊藤先生の「同質性と多様性」で述べられている「いかに日本の社会が成熟した大人の社会になっていないかを痛感します」に賛同し、また、高いところころから見ている自分にも自戒の念を抱いています。
同時に、日本人の未成熟さには、絶望的なものを感じています。自分に何が出来るか考えたいと思いました。
reon さん(39歳・女性・千葉県)
●みんなでディスカッション について
【新しい国家元首は誰か?】
小泉政治の総括ももちろん大事ですが、今はもうそれよりも、後継者について考えるべきだと思います。論争に取り上げるには、あまりに生臭すぎて、当局に難癖つけられたら、このHPの存続があやうくなると言われれば、返す言葉もありませんけれど……。 人名を出さずに、どんな資質の政治家が望ましいか、こんな政治をして欲しいと言った意見を出してもらうのはどうでしょうね。
森正樹 さん(43歳・ 男性・東京都)
●みんなでディスカッション について
「改憲派は北朝鮮のミサイル発射に大喜び」という僕のディスカッションでの発言が気にいらない人がいるようですが、これは麻生外相の「金総書記に感謝」発言を指してのものです。麻生氏はキャラクター的に嫌いではないのですが、これで殆ど役に立たないMD導入も決定でしょう。国連で日本が先頭に立って進めていた小型武器規制も、アメリカの強硬な反対で頓挫しました。世界で適度に緊張や対立がないと困る軍需産業が、必要以上に危機感を煽っている面は大きいと思います。
みやこ さん(73歳・女性)
【北朝鮮のミサイル実験】
政府の閣僚が「先制攻撃」なんて言葉をいとも容易に口にする。そのセンスの安易さが、ミサイル7発発射なみにオソロシイ。やっぱりノムヒョンさんがいう緩和政策で日本もいくしかないのでは? あらためて全面講和と行かずに北朝鮮や韓国への戦後賠償をズルしたことが思われます。
8月になりました。
「戦争で得たものは、(この)憲法だけだ」
とおっしゃった作家の城山三郎さんのことばを、
今月はじっくりと考えてみたいと思います。
みなさんのご意見、お待ちしています!
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