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まる44
4月26日から5月9日までに届いたご意見

憲法記念日をはさんだゴールデンウイーク、
各地で憲法関連のイベントも多く開催されましたが、
みなさんはどのように過ごされましたか?
『マガジン9条』を読んでの長文の感想や分析もいただきましたが、
ここでは一部をご紹介します。

nob さん(48歳・男性・北海道)
●今週のキイ について
【新連載とてもいいですね】
読んですっきりしました。さすがは「マガジン9条」。うれしくなりました。
新聞報道への的確な批判も「その通り!!」と大声で言いたいほどです。選定委員会の皆さん、毎回楽しみにしています。これからも、どんどん書いてください。
非戦 さん(53歳・女性・岐阜県)
●今週のキイ について
【嬉しい、ツッコミの復活!】
「ツッコミ」のなかった間、ちょっと何か物足りない感じがしていましたが、読みやすい社説? ともいうべき「今週のキイ」となって戻ってきて下さって、嬉しいです。
今、何が問題になっていて、どう行動したらいいか、そのヒントにもなるし、なによりも自分の思いとスタッフの皆様の考えが同じだったりすると、仲間がいる、これからも頑張ろう! という前向きな気持ちにもなれます。
活憲 さん(32歳・女性・東京都)
●この人に聞きたい 半田滋さん について
【自衛隊のない日本】
自分の場合は、気づいたら自衛隊のある日本でした。
だから、ない日本とかを知らない。
同じように、海外に派遣されている自衛隊しか知らない世代は、それが当たり前のように感じてしまうのでしょうね。それって怖いことだし、洗脳されているなという気がします。
現状に疑問をもつことをやめてしまうのは、退化の一歩。
本当にそれでいいの? って思う習慣が大切ですね。
林忠男 さん(73歳・男性・千葉県)
●この人に聞きたい 半田滋さん について
【自衛隊のイラク派兵と憲法】
9条の会など、護憲派の人たちは、現実に自衛隊のイラク派兵を止めることも出来なかったことをどう思っているのでしょうか。
現行の憲法でも、自衛隊の海外派兵ができるなら、憲法改正など必要ないと思いますが、敢えて憲法改正するのは何故でしょうか。憲法改正によって海外での武力行使が可能になるということですか 。
ごんた さん(27歳・女性・広島県)
【日米関係について】
4月27日付の「中国新聞」投書欄に、こんな意見が載りました。
「米国が自国の国益以外で日本を守るなどありえないのではないか、一方で、日本が米国の国益に反すればどうか。米国こそが日本にとって怖い国では」と。同感です。
日本は在日米軍という爆弾を抱えているようなものですね。もし、日本で全国的な反米デモでも起きれば、即座に出動して鎮圧することだって、物理的に可能な場所に彼らは居るんですから。
私は日本政府に、映画「スターウォーズ」の悪役「ダースベイダー」にはなって欲しくないと思います。彼は「お前の妻を死なせたくなければ、わしに従え」と悪の親玉に言われ、悪の道に走ってしまいますが、結局妻を救えませんでした。
日本も米政府に「国民を救いたければ、我々に従え」と言われて、世界中で人殺しに加担するような真似だけはしないで欲しい。結局、国民を救えなかったなんてことにならないように……。
どろ さん(52歳・男性・兵庫県)
【国体の本義】
戦前の政府が作った『国体の本義』という冊子を読みました。
それが言うには、西洋思想の基礎である合理主義・実証主義・科学主義は誤りで、そこから生じた個人主義・自由主義・民主主義・国際主義・共産主義なども誤りなのだそうです。
なるほど。すると、正しいのは非合理・非実証・非科学の思想で、大日本帝国はそのやり方で戦争したのですね。道理で負けるわけです。
冊子にはこんなことも書かれています。
個人は民族の伝統と歴史を離れて存在しない。歴史全体から孤立すると、個人は自由と平等とを主張するからダメだ、と。
そうか、だから自民党改憲草案は歴史だの伝統だのを強調するのか。自民党改憲草案のルーツはここにあったのですね。だから、明治憲法と同じように「臣民はこの憲法に対し永遠に従順の義務を負うべし」という態度になるのですね。
歴史を知るのは大切だと思いました。そこに個人を埋没させるためではなく、流されたりだまされたりしないために。
小幡勉 さん(54歳・男性・千葉県)
●森永卓郎の戦争と平和講座 について
【軍事費と税金、そして国民生活】
憲法第9条を変えて、自衛隊を海外に出しても構わないという人達は、戦争でどれくらい税金がかかるか考えているのでしょうか。この講座に、太平洋戦争の費用が出ていました。戦争には税金が必要で、一人あたりの費用など、具体的に解明していくことが必要でしょう。
いろいろな口実をつけて戦争が行われ、女工哀史や職工に象徴された庶民のように、一生懸命働いたにもかかわらず、血税が使われ、命や人生、財産まで奪われたのです。
今、米軍に3兆円、普天間基地の移転費7千億円、思いやり予算で膨大な税金がいろいろな口実をつけて使われています。アメリカのハリケーンとイラク戦争の関係がクローズアップされています。税金の無駄遣いの解消策として、公務員バッシングが繰り返されていますが、そのエネルギーを、戦争と軍事費を考えることにかけるべきです。
森永さんには、この点をもっと解明してほしいと思います。宜しくお願いします。
『マガジン9条』では、異なる考え方の人たちとの
議論の場としていきたいと考えています。
この「みんなのこえ」でもできるだけ、さまざまな声を
紹介していますが、誹謗中傷ではなく、
意義のある議論に発展できるような、
内容をよろしくお願いします。
ご意見募集!
ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。

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