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まる38
3月8日〜3月14日までに届いたご意見から

9条が改憲されるとどうなるのか? 
その後についても想像してみることの大切さを書いてくれました。
「改憲」はそんなに単純な問題ではない、
ということをさらに説明していく必要を感じます。
マグネス さん(16歳・男性・青森県)
【9条の概念には賛成だが……】
今日初めて貴サイトを訪れ、自分の意見が参考になればと思い、投稿させていただきます。
私は、9条の基本的な概念としては良いことだと思います。しかし、自衛隊の存在は必要ではないかと思います。
改憲派の言う、国の防衛も大切ですし、保守派の災害救助隊というのも必要です。 そして、今の状況の自衛隊はどっちつかずですが、少なくとも双方の意見を反映した、理想的な存在なのではないでしょうか。
また、あまり言及される方もいませんが、自衛隊に所属している人も、人間であり、平和を望んでいるということです。家族に自衛官を持つ一高校生の発言です。
寒山蛙太郎 さん(47歳・男性・長野県)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【9条改憲にはくっついてくるものがある】
多くの9条改憲派が右翼でなく、単に<国防のために自衛隊が必要なので、憲法に明記すべきだ>と考えているのはわかります。けれども、今回の9条改訂に賛成すれば、
「国旗国歌強制に従わない教員から職を奪うことを、愛国心高揚のための正義とする政府」
「政教分離を定める20条を骨抜きにして、靖国参拝合憲化をめざす政府」
「米軍の侵略戦争に、武力行使をもって加担したい政府」
の提案を受け入れることを意味します。
ちょうど、「郵政民営化一本に絞った選挙」で自民党に投票したら、増税その他もろもろが、ずるずるくっついてきたように。
「そんなおまけ要らないよ」とはいえません。9条改訂に投票した場合、何がくっついてくるか、よくわきまえよう。
かおぞう さん(43歳・女性・福岡県)
【右も左もなく】
先週のみんなのこえでは、9条改憲派、護憲派それぞれ、おだやかな声、怒りの声いろいろでしたね。「聞く耳を持つ事」が平和への道かも、と思いました。
ここんとこ、亡くなった後藤田正晴さんが遺言のように靖国参拝に苦言を呈したり、ナベツネさんなど保守派のドンが朝日と組んでもいいと言ったりして、信条の違いを超えて戦争はダメと訴えたり。自民党だから靖国、改憲とは限らないのだと思いました。
また、護憲というのも「ただの夢」と誤解されやすいのですが、辻元清美さんのいう「活憲」を是非広めてほしい。現実的でないといわれる9条が、現実的だとわかります!
人に(他国に)愛される国になること、それが現実的な安全保障であること、軍備があれば安全というより、説得力あるでしょ? 現実的と思いません?
田邊康孝 さん(58歳・男性・三重県)
●今週のツッコミ について
【お別れですか残念ですね】
今週のツッコミがなくなるのは、残念です。私が思っていたこと、とか
気がつかないような記事が載っていて、大変参考になりました。
イラク派遣反対ビラ事件、公園トイレにペンキで「反戦」などと落書きしたとして建造物損壊の罪、共謀罪法案と、世の中だんだんおかしくなってきているのに気がつかない。ゆで蛙相手では、故・茨木のり子さんから「自分の感受性ぐらい自分で守れ」と言われかねませんね。
残念ですがお元気で、ご活躍を祈っています。
hal さん(32歳・女性・東京都)
●マガ9版国民投票結果発表 について
【情報格差】
パソコンをもっていない人が年配の方は多くて、そんな高いものは年金暮らしには厳しいとの話でした。使えないということもあるでしょうが、ネットができる環境というのも、一つの経済格差があらわれるのだと感じました。
一人1台のPCが国から平等に支給されたら別ですが、いろんな面で情報格差は生まれるのではないでしょうか。
白井歩美 さん(21歳・女性・東京都)
●マガ9版国民投票結果発表
【考える機会を与えてくれて有難う御座います】
私はどちらかと言うと、このマガジン9条発行者とは違う考え方、要するに 改憲派なのですが、
今回のアンケートは結果が何であれ、日本の平和について、地域の平和に ついて考える良いきっかけになったと思います。

ただ、理念の議論は勿論のことですが、自衛隊即応集団(極めて派兵志向の 強い組織です)が2007年度より本格的に始動します。
そして、武装無人偵察機導入論や軍事衛星運用、敵地上陸訓練などが行われて います。
つまり憲法改正どうのこうの以前に既に現実が動いています。

改憲派の私でも、現状追認型の憲法改正には危惧を覚えます。
マガジン9条の皆さんも、憲法だけではなく、現実として進行している軍事 政策などにも光を当てて議論して欲しいと思います。
なぜなら、現実問題として、それらを無視した憲法論議には、説得力が無いから です。
そしてその軍事政策については、日本だけではなく、周辺諸国の軍事政策も 取り上げて欲しいと思います。

我が国には言論の自由があり、集会の自由があります。
私は改憲派ですが、護憲派の皆様のご活躍とご健康を祈って、互いに真摯に 平和について考えましょう。

これからも、影ながらではありますが応援しております。
皆さんが納得出来る憲法を、国民自身の手で国民自身の為に。
乱文、雑文、失礼致しました。
ミチクサシュンジ さん(47歳・男性・長野県)
【 軍隊は国民を守るものでない】
軍隊が国民を守るものであると誤解している人がたいへん多いようです。しかし、歴史を見れば一目瞭然であるように、軍隊とは敵国を破壊し、国家体制を維持するために機能するものです。その目的のためであれば、国民をも殺害するのが軍隊というものです。
この軍隊の機能は「新憲法草案」第9条に明記されています。
「国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行なわれる活動」(=大量破壊兵器があるぞとかいって始める米軍の戦争への軍事的参加)、および、「緊急事態における公の秩序の維持」(=有事において自衛軍は国民に銃を向けるということ)です。
自衛軍が国民を守るのは、災害時のみです。
「聞く耳をもとう」というメッセージもありましたが、
「現実的でない」「論理的でない」ということばを
投げつけるだけでなく、耳を傾けた後に、
一度自分の頭で考えてみることの大切さを感じています。
みなさんのご意見、お待ちしております!
ご意見募集!
ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。

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