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まる35
2月15日〜2月21日までに届いたご意見から

今週は「今週のツッコミ」へのご意見が多くありました。
今回で最終回となりましたが、
ツッコミ人からの読者のみなさんへのメッセージは、
コラムの方に書いてありますので、是非、お読みください。
相馬 さん(54歳・福岡県)
●森永卓郎の戦争と平和講座 について
【武装独立と非武装独立】
私は、新春国民投票で、2番の武装独立に投票した者です。
私の兄は、非武装独立論者で、絵空事を未だに唱えてる世間知らずです。
現在、世界中どの国も軍隊を組織しています。かの永世中立国のスイスまでも。
そんな世界の常識である、軍隊所有が何故こんなにも問題になるのでしょう。
平和は外交努力で・・・と言いますが、その外交努力で、北朝鮮による拉致問題は解決したでしょうか。あるいは、解決への道筋を歩んでるでしょうか。私が危惧するのは、外交努力で日本が平和になった時、日本は焼け野原か、奴隷国家になっていることです。
通りすがり さん(22歳・女性・岡山県)
●今週のツッコミ について
【こんな記事につっこんだって】
かなりどうでもいい記事ですね。いちいち取り上げてまで問題にすることでもないと思いますがね。今回の蘭の開花を御懐妊に結びつけるのがだめなら、憲法改正を徴兵制復活や戦争開始に結びつけるのは論外だと思いますが……。
もっと最近の小泉首相の言動についてのような、重要な事に突っ込んでくださいよ。
くらげふくろう さん(30歳・女性)
●今週のツッコミ について
【紀子さまご懐妊自体は喜ばしいことですが】
私は、天皇制は現在の憲法通り、男子が継承する制度のままで良いと思います。それでお子様が女子ばかりだった時はそこで天皇制終了、ということで。
現行の憲法は改正する必要ありません。
というのも、「第一章天皇」の項目は、現行憲法の中で唯一「基本的人権」が踏みにじられている箇所だからです。懐妊=妊娠しただの、次は男か女かだの、何故今の時代にそんな原始的なことが問題にならなければならないんですか! しかも、日本中の人目に晒されて! こんな酷いことを続けてまで、日本の伝統を守る必要はないです。
憲法で決まっているから、ここで皇位継承はおしまい! 今までありがとうございました! と、有終の美を飾ればいいんじゃないでしょうか。私は、天皇家の皆様に好感を抱くからこそ、こう思うのです。誰かの痛みを無視してまで、日本という国家を守ろうとするナショナリズムがこの騒動にも現れている、と私は気味悪く感じるのです。
ゲオルゲ さん(男性・大阪府)
●今週のツッコミ について
【 麻生の暴言】 麻生は、昭和天皇がどんな気持ちで靖国参拝をやめたか分かっていない
。 昭和天皇はマッカーサーに命を救われ、戦争責任を痛感するからこそ、戦争犯罪者を合祀する靖国参拝をやめたのだ。靖国を国営化したいなどと言う宮崎哲哉などには、戦争責任という範疇がないのだ。
ワカダンナ さん(39歳・男性・千葉県)
●今週のツッコミ について
拝啓。いつも拝見しています。とても勉強になります。
今週のツッコミ47は奇異ですね。皇室の慶事をこき下ろすばかりで、9条と関係ありません。私が9条改憲に反対なのは、自分と家族友人と日本を愛しているからです。
愛する日本を再び戦争に進ませたくないからです。私にとっての日本には、当然皇室と伝統文化も含まれます。そして、皇室を敬愛するゆえに、その政治利用には反対であり、今上陛下の平和への御意志を踏みにじる小泉安倍麻生の不敬に憤るのです。
私は自分を「穏健な保守」だと思っていますが、小泉氏は過激な極右です。
私のような立場で9条を守りたいと思う人はかなりいると思います。現在の危険な状況を打破するためには、信条の左右を越えて連帯する必要があります。
今回のような異論噴出の事柄を取り上げて、議論を分裂させる必要は無いのではありませんか。
くぁz さん(22歳・男性・熊本県)
●今週のツッコミ について
【理解できない】
戦前の政治体制批判と天皇制反対の関係が、理解できません。
たとえば、江戸時代にもずっと天皇制は存続していましたが、260年もの間大きな戦争も無く平和だったではありませんか。
天皇制が問題ではなく、それを自分の良いように利用する人が問題なのです。
憲法を生かした日本をつくろう さん(32歳・女性・東京都)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【日本のあるべき姿とは?】
憲法は、どういう日本でありたいかという理想を宣言するところだと私も思います。こういう日本になりたいという目標と方針をかかげるところ。それを具体化するのが法律だと思います。
だから、軍隊を明記するということは、そういう日本をつくりたいと宣言するところであって、隣国が警戒するのはあたりまえだと思います。日本だって、中国や韓国、もちろんアメリカも軍備を強化するって言ったら、苦言を言うべきと思います。
いきなりは無理でも、段階的に目標を実現する法律を、政治家にはつくってもらいたいのですが、逆方向のものばかりつくっていますよね。
国の将来を考えたら、50年後とか100年後とかも考えるべきと思うのですが、正直、今の2、3世政治家には、そうした志が感じられません。自民党案には、50年後の日本に希望を持たせられるものが何もない、自分がよければという案だと思います。
gumi さん(21歳・女性・神奈川県)
●「この人に聞きたい」きくちゆみさん について
きくちゆみさんの記事にすごく驚き、すごく共感しました。
アメリカはバッシングの対象としがちですが、私はアメリカ自体をそういう対象にして見ていた傾向にありました。しかし、昨年の5月に国連で行われた、NPT再検討会議の時期にNYに行き、各所で行われているシンポジウムや行動をみてきて、アメリカでも平和を願って活動されている人たちがいることを、自分の実感として感じてきました。
私のように行動するきかっけがある人もそうですが、その他大勢の人々がアメリカに嫌悪感を覚えている人も少なくないのではないかと思います。特に、戦争は嫌だと思っている人の中に。
しかし、平和活動している人や、デニス・クシニッチ氏のように議会にいる人が米で主張していることは、平和になってほしいと思っている人たちの希望になります。
私も彼のことが書かれている本を読もうと思いました。少しでも多くの人にこの事実を知ってほしいです。
TY生 さん(66歳・男性・三重県)
【 改憲のねらい】
日本が攻められるから、改憲をして軍隊を持つと主張する人がいるが、日本の歴史は、室町時代の弘安の役以降、日本は規模の大きい侵攻を受けていない。地政学的な考察も必要です。
現在、2006年度防衛予算は4.8兆円で、世界第2位の水準である。日本の海軍力は、護衛艦54隻や潜水艦16隻、その他で計38.5万トンを保有して世界第2位である。
このように改憲しなくても、防衛力を持つことには法的には何も困っていない。
けれど改憲を行ないたいのは、米国に常々要求されている集団的自衛行使に応えるためで、1月18日の日米防衛首脳会議では、イラクの治安維持活動を米国に要求されて、現行法では出来ないと返答せざるを得なかった。
今週は編集部へのご批判もいただきました。
編集部宛のご忠告や提言については、編集部一同、
全てしっかりと読ませていただいております。
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