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coleman さん(20歳・女性・広島県)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について 【憲法について】
私は今年から伊藤塾に入塾しました。そして、憲法について学びました。
確かに、資格を取るための手段として憲法を学びはじめましたが、今は本当に憲法を学んでよかったと思っています。特に、憲法と法律の違いは目からうろこでした。
憲法は国家権力に、法律は国民に歯止めをかけるものであること、それゆえに国会議員の言う押し付け憲法を国民が鵜呑みにしてはいけないこと、このことを学びました。
なぜ、小学校から現在まで学校教育を受けてきたのに、こんな大事なことを学んでこなかったのかと思いました、いやむしろ積極的に教えようとしなかったのかもしれません。
私は身近なひとに、憲法についての理解を、習った限りではありますが、話すようにしています。現在だけではなく、未来の自分たちの子孫のために、悪い方向に進まないよう努力していきたいと思います。 |
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☆椅璃弥☆ さん(17歳・男性)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【憲法改正について】
僕は、憲法第9条改正について賛成です。理由は「日本を世界貢献の輪へ」ということです。現在日本では、憲法第9条の規定方式があまりにもあいまいなために、世界平和の構築に十分な貢献をすることができなくなってきています。具体的には、イラク戦争における日本の自衛隊の活動についてです。
イラクでも警護活動が許されていないために、サマワに入った日本の自衛隊は、装備しながらもオランダ軍に守ってもらうという、異様な姿をさらしました。
つまり、日本を守るために外国が余計な軍隊をださなくてはならなくなっているということで、国際貢献どころか、他国の足手まといになっているといえます。
他国に貢献していくには、憲法第9条の改正は、必要だと思います。
是非このことの反対意見をきかせてください。 |
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戦争中毒 さん(32歳・女性・東京都)
【日本の戦争中毒化を懸念する】
戦前のような軍国主義のようになるとは、実は私も思っていない。
ただ、アメリカのような戦争中毒化はすると思うんです。
戦争がないと経済がまわらない国。だって日本はアメリカの10年後を走っているというか、真似ばっかりしているじゃないですか。
社会の仕組みをそう変えていったら、同じような結末になりはしませんか?
ですから、アメリカを反面教師として、新自由主義=構造改革はやめるべきと思います。でないとブッシュの私利私欲で自称・自衛武力行使をしているアメリカのように、日本もトヨタのような多国籍企業の私兵として、自衛隊が使われちゃうと思います。
なぜ企業の私利私欲のために自衛隊員が死ななきゃならないんだ! と私はものすごく嫌なので、改憲の目的である海外派兵の条項は、絶対いれさせちゃいかんと思います。
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葛葉むつみ さん(36歳・女性・石川県)
●世界から見た今のニッポン について
【自衛権】
自衛権はあっていいのかもしれません。でも現実には、私たちは、正気を失ったアメリカに、完全に追従する政府を持っているというリスクがあります。
いまのまま軍隊を完全に「容認」してしまったらその先には……と考えると、かたくなになってしまいます。
国民投票についても、ルールを作ることは必要といわれたら、そうなんですが、その先に来るものが見えているのに乗っかることが恐ろしい。そんな気持ちです。
でも、国民投票法にも反対するなんておかしいと攻撃されたら反論しにくいです。
どうしたらいいんでしょうね。
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しげポン さん(26歳・女性・長野県)
●この人に聞きたい 伊藤千尋さん について
【伊藤千尋さんのお話で希望が出てきました!】
9月の総選挙、小泉首相の靖国参拝、新憲法草案……。これからますます日本はおかしなナショナリズムへ傾いていってしまうのではないか、先の戦争への反省を忘れて、また同じ道を歩もうとしているのではないかと、不安と心配でもやもやとした毎日を過ごしていました。
でも、先週の伊藤千尋さんのインタビュー記事を読んで、不安がっていないで、もっと自分の平和への思いを声に出していくことが大切なのだと気付きました。
家族や国内外の友達と話合ったり、自分の住む街の市長へ手紙を出したり、新聞に投稿したり、身近なところから始められたらと思います。
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山川トモコ さん(49歳・女性・兵庫県)
●この人に聞きたい 早苗NENEさん について
【早苗NENEさんの平和のタネ広がれ〜】
こんにちは。初めてこちらのサイトを拝見して、いろんな方々が平和を訴え、憲法九条を心から守ろうとされているのを実感しました。じゅん&ネネさんがあの頃歌ってらっしゃったのは知ってましたが、今、NENEさんが、九条をテーマに歌ってらっしゃることは知りませんでした。
現在の日本の政治は変な雰囲気の中にありますし、心配ですが、それよりも大きく草の根的な広がりを見せているのが、何よりも平和を望む個々の運動ではないかとも感じてます。
タンポポの穂のように、どんどん近くにも遠くにも飛んで行って、根を張り、増え続けるに違いないと確信しております。
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そよぐ さん(58歳・女性・東京都)
●9条的シネマ考 について
【「禁じられた遊び」】
私がまだ幼かった時のことです。
映画好きの母に連れられて「禁じられた遊び」を観に行きました。
映画が始まって間もなく、突然、母が私の手を強く握って、無理やり映画館の外へ出てしまいました。
母は一言「あまりに辛くて見てられんよ」と言い、私はそれがよく理解できず、それでも、母のゆがんだような表情を今もよく覚えています。長崎市内の映画館でした。
父、母、姉、の三人は被爆者です。父には当時、先妻と三人の子供がいたのですが、生き残ったのは、父とまだ二歳だった姉の二人でした。姉を抱えた父と、母が戦後結婚し、私が生まれたのですが、考えてみると、あの映画を観たのは原爆投下からそれほどの年数が経っていない頃だったのですね。幼くして被爆した姉は今も健康に不安を抱えながら生きています。
最近、あの戦争や原爆について母や親戚から聞いてきたことを、誰かに話して
おかなくてはという気持ちを強く持つようになりました。
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「戦争中毒」という言葉にハッとさせられました。 これまでアメリカは常にどこかと 戦争をしているのが当たり前の国、 日本は戦争をしないのが当たり前の国でしたが、 これから私たちは、どういう国にしたいのか? 考えるべき時にきているのではないでしょうか。 | |