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森正樹 さん(42歳・男性・東京都)
【『映画 日本国憲法』の地上波での放送を求めるネット署名】
ユンカーマン監督の『映画 日本国憲法』の、来年の憲法記念日における地上波・ゴールデンタイムでの上映を、NHKおよびテレビ朝日に求めるネット署名運動を、このサイトで是非行ってください。
もし実現してかなりの国民に見てもらえれば、改憲論議に影響を与えることは確実です。
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小枝すみ子 さん(42歳・女性・東京都)
●この人に聞きたい 上原公子さん について
【『茶色の朝』早速買って読みます】
本当にクシュンとなって心すさんでいたところ、上原市長の相変わらず元気な写真と文章に励まされました。
取り返しのつかないことになってしまったのではないかという恐怖、見渡す限り荒野のように見える国会、手の届かないところで改憲作業が進むのかと。
韓国の元外相が朝日新聞でコメントしていました。日本の9・11のアジアへの衝撃と。
クシュンとしてる場合ではない。これも民主主義。そこからまた学び、力をためて、最後に選ぶのは私達国民だと、監視の目を強める。
投げやりにならずにできることを一つずつ、『茶色の朝』にならないように声を出していくことが、改めて自分に問われているんですね。 |
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K・S さん(40歳・男性)
はじめてお便りを出します。わたしは、40歳の大学院生です。
今回の選挙は、小泉さんひとりにやられましたね。大衆を煽るのが実にうまい。
コーンハウザー(編集部注:アメリカの政治社会学者)が、「大衆社会とは、エリートへの近づきやすさと非エリート(一般大衆)の操られやすさによって特徴づけられる」と定義してますが、まさに今回の選挙は、それが顕著に現れたのではないでしょうか。
民主党の幹部や亀井静香さんが、「小泉さんの催眠術にかかっている」というようなコメントをするたびに、武部幹事長が「国民に失礼だ」と返していましたが、これはまったく的外れなことを言っているのではないと思います。
しかし、ほんと、日本はこれからどうなるのでしょうか。
わたしは、別に支持政党があるわけではありませんが、選挙権を得てからは、野党第一党に入れ続けています。政権交代が必要だと思うからです。やっと(寄せ集めですが)民主党という政党ができて、現実味が帯びてきた矢先の今回の選挙で、自民党が予想外の大勝をするとは。失望を隠せませんね。
まあ、大敗した民主党も、憲法九条改正派の前原さんが党首に指名されましたし、ほんと九条はどうなるのか、不安もありますね。国民投票も近いうちにあるかもしれませんね。
この発起人の人たちで、誰でもいいですから選挙に出たらいかがですかね。 |
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かえる さん(36歳・女性・福岡県)
●今週のツッコミ について 【まだまだ勉強不足ですが】 今回の選挙の結果を見て私も愕然としました。
9条を変えて普通の国にしよう、と言う人たちの常套句「よその国に攻めてこられたら、どうするんですか!」に、どうすればきちんと反論できるだろうかと考えてきました。
感情的にではなく、論理的な「自分のことば」を持ちたいと。
今回の選挙は、言葉を持たない、持とうとしない人が絶叫することによって、言葉を聞かない、聞こうとしない、聞けない人たちをうまく丸め込んだ結果だと思います。
絶叫の前では論理的で冷静な言葉は弱いのかもしれませんが、私はやはり言葉の力を信じたい。
このQ&Aでたくさんの言葉を手に入れることができました。
すぐ忘れてしまうので一生懸命手帳に書き写しました。
この言葉が自分のものになるよう、もっといろいろな本を読んで、絶叫に負けない言葉を身につけたいです。 |
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スピカ さん(45歳・女性・兵庫県)
【ツッコミ人さん、応援してます!】
私は今週のツッコミ大好き。今の日本に数少ない優れた論評として高く評価しています。
自分の今生きている、わが町わが国を愛すればこそ、歯がゆくてならない現在の社会状況を、こんなにも的確な言葉で解説してくれる、このコラムを、私はとても愛しています。
今回の冒頭の「それでも! 言いたいことは言っちゃうからねっ!」的決意表明のセンスもたまりません。 |
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かな さん(25歳・女性・岩手県)
【「みんなのこえ」で、もっと話し合いたい】
「みんなのこえ」を読んでいて考えたコトを書きたいと思います。
「護憲政党の大同団結が必要」というのは、わたしも同じ意見です。社民・共産だけでなく、公明(って反戦・平和が党是では?)との協力も必要。似た主張の共産・社民でいがみあうのは最悪です。
「市民政党の設立」は、すこし工夫が必要かと思います。
へたをすれば「市民政党」・社民・共産で票が割れて、喜ぶのは改憲政党のみ……ということにも。そうならない工夫が必要です。
どうすればいいでしょう。
「より理念をいかす改憲」は、わたしの理想です。でも、いまの改憲は、そういう方向でないので反対しています。
「解釈改憲のできない平和主義」、「国民でなく市民として国籍をこえる」、「自治体のように、衆議院の解散や首相の辞職を請求できるようにする」といった形への改憲は、いずれ必要と考えています。
ただ、いまの国会のやろうとしている改憲には反対、というのがわたしの意見です。
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ふじまきともこ さん(35歳・女性・神奈川県)
【私にできる何か】
いつもより意見が多くなっているような気がして、夢中で読みました。
仲間を見つけたような、しかも選挙結果にがっかりするだけでなく、前向きな意見がいっぱいで希望を見出しました。
「憲法9条」の改憲反対の意思を一人一人がハッキリと表すため白いリストバンドを、とか、護憲派の知識人などが結集して護憲政党を設立し、次の参院選で選挙に打って出ること、とか……具体的なアイデアを出してくださった方もいらっしゃって、私も何か出来ることをと思い巡らせてみました。
ブログで紹介していた『憲法を変え戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言』(岩波ブックレット)を買って、友人知人へバースデープレゼントなどに添えて贈ること……これなら小心者の私にもできるかな?
憲法9条を普通に会話したい。もっと仲間を増やしたい。そう思いました。
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世代 さん(31歳・女性・東京都)
●今週のツッコミ について
【不安定からくる保守化】
今回の選挙をみて思ったのは若い人ほど安定志向なんだということ。
若い人は不安定雇用だったり、常に人と比べられていたせいか、絶対的なものに憧れる傾向があると思います。悪く言うと「長いものに巻かれろ」という保身がものすごく強い。
仕事していても、査定に響くと思ってるから絶対冒険しない。むしろ団塊世代とか戦前に教育を受けている人のほうが、頭が柔らかかったり、正義感が強いんですよね。「弱きを助け、強きを挫く」精神があるというか。
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ひよこ さん(30歳・女性・熊本県)
【わたしにできること】
私は中学校に勤めています。
選択英語の時間に、憲法9条について、今英語で学んでいます。
どの生徒も「なんてすばらしい憲法」と言います。
「変えられちゃったらどうする?」と聞きました。
「勝手なまねはさせない。変えないように動こうよ!」と生徒。
『やさしいことばで日本国憲法』(マガジンハウス)を利用させていただくことになり、憲法9条トレーナーを作ることにしました。
私にできること。静かな動きでもいい。しっかりと主張していきたい。
そして、この子どもたちの未来のために、世界の未来のために、動きます!
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Higurashi さん(43歳・女性・愛知県)
【不安につぶされそう……】
選挙以来、不安で心がもやもやしています。
15年前にこんな日本になっていたら、私は子どもを生まなかったかもしれない。
でも、今私には、どんなことをしても守らなければならない2人の子がいます。
そのために、私にできることは、何でもする覚悟ができました。考えることをやめない人間になろう、おかしいことはおかしいと発言していこう、そう思うきっかけとなった選挙でした。このサイトに出会えてよかった。私は、「憲法改正」には、反対です。
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ぶう さん(42歳・女性・広島県)
●9条って知ってる? レポート3 を読んで
アメリカの大学生にレポートした記事を興味深く見させていただきました。
ほとんどの学生が日本の憲法9条を知らないのですね。
日本人でも知らない学生がいるぐらいだからそれは仕方ないことですね。
アメリカに憲法9条をどんどん知らせていって、「アメリカでも戦争の放棄を憲法に盛り込もう」という世論ができていったらおもしろいと思いません?
今の時点では、軍隊を持たない、ということがアメリカの人には想像できないかもしれませんけれど。全ての方が、軍隊不支持・不信、のようです。
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匿名さん(男性)
【9条改正反対ツール案】
携帯電話のストラップなどはどうでしょうか? 割と安上がりで作れて良いと思いますが……。最近は再生紙でクラフト(工芸)をする人がかなりいらっしゃるようです。
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お茶屋 さん(34歳・男性)
【アピールのためのツール】
イタリアで流行したPACEFLAGを普及させたいと考えています。
葉書サイズのフライヤーもあります。フライヤーは無料(送料別)です。
すでに、反戦デモでお馴染みになったこの旗(ピースフラッグ)ですが、イタリアではバルコニーに飾るのが一般的です。イタリアではどこの町でも、バルコニーに飾られたこの旗を見かけます。
確かに、日本人は政治の話をすることに、苦手意識が強い。その上、憲法9条については、(護憲→共産党→共産主義者)と思われかねないので、さらに話しづらい。
しかし、本当は多くの人が、憲法9条の改憲には、抵抗感があるはずです。この気持ちを素直に表現できる方法が必要です。私が、この旗をその手段として選択したのは、以下のような理由からです。
・美しいデザイン
・ファッションの輸出国と認識されているイタリアで流行した
・量産されているので、ローコスト
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泥 さん(51歳・兵庫県)
【ふたつの憲法】
明治憲法の時代は不安定な時代でした。初代伊藤博文から始まって、1937年の日中戦争開始までの総理大臣は23人。暗殺された人5人、暗殺未遂2人(1人は後遺症で死亡)でした。一つを除いて、あとは軍か軍がらみの事件でした。
統治形態と軍(自衛隊)の地位が変わった新憲法になってからは、こんな事件は一つも起きていませんから、旧憲法に欠陥があったのは明らかです。私は現憲法下の安定が素晴らしいと思います。
旧憲法への憧憬を語る政治家や、政治への影響力が強い財界人がおり、改憲内容が彼らに左右される、これはとても恐ろしいことだと思います。
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のん さん(女性・大阪府)
【憲法9条を世界財産に】
これですよ。世界遺産に登録すれば、人類共通の貴重な財産なんだから、世界中の人々の了解なしには、なくすことも変えることもできない。って、大谷昭宏さんがおっしゃってました。なんて希望のもてる話なんでしょう。でも、どうすれば登録できるのでしょう?
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明月 さん(44歳・男性・大阪府) ●森永卓郎の戦争と平和講座 について
【集団的熱狂について】
人間はごまかすとき、逃避するときに、もっとも汚く、残虐になるのだと思います。
戦後の日本人は、戦争責任から逃げまくってきました。改憲が問題になれば、アジアから当然戦争責任が問われます(憲法は、戦争責任を壺の中に隠したときのフタだからです)。
南京大虐殺や関東大震災の時の虐殺を、あまりに滅茶苦茶で実数がつかめないのを逆手にとってプロパガンダだ、と言いなすような、この我ながら恥ずかしくも軟弱な日本人は、戦争責任を問われたとき、まさに集団的熱狂を持って、逆ギレの帝国=ファシズムにひた走るのではないでしょうか。
そうならないためには、改憲が具体的な政治日程に上ってくるまでの、このわずかな時間に何をしたらいいのでしょう。
今はブログで意見表明するのがせきのやまです。
ぜひとも、小さくとも頻繁に、また、東京集中でない行動提起をお願いします。
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今回はとくに、働き盛り、子育て盛りの
30〜40代からのご意見が多いのが印象的でした。
選挙直後のショックをこの一時で終わらせないために、
『マガ9』はこれからもみなさんといっしょに
発信し続けていきます。
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