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まる8
7月27日〜8月2日までに届いたご意見から

9条を守るために、自分も何かしたい
と考える方からのお便りが目立ちました。
いとうせいこうさんの、憲法を変えたい派に対する考え方と、
森永卓郎さんのテロについての考察にも、多くの感想をいただいています。

希望さん(31歳・女性・東京都)
●森永卓郎の戦争と平和講座について
私は、テロの原因は「絶望」だと思います。パレスチナ関係の話を聞いた時、なんで自殺してまでテロをやるのか不思議だったんですが、正当な話し合いの場がない、世界中の誰にも省みられない、そうしたところからテロという行為に走ってしまうそうです。
まっとうな話し合いのルートがあれば、普通の人は正攻法で、話し合いでやろうという方向に向きます。誰かが暴力で解決をしようとしても、止める方向で動いてくれます。
しかしその手段が絶たれている時、人はテロに走るのだと思います。
だからテロの予防のためにも話し合いの門戸は決して閉じるべきではないと思います。
山牛蒡さん(61歳・男性・東京都)
●森永卓郎の戦争と平和講座について
同感です。
ところで、イスラム世界でもガンジーやキング牧師のような非暴力の運動もあるかと思うのですが、このあたりの動きに詳しい方の情報も知りたいものです。9条の心とつながる気がするのですが……。
湘南本多さん(56歳・男性・神奈川県)
きな臭いこの頃、なんか変、と思いつつ、いつも通りの生活をしています。
この時期なので「戦争」について考えていました。
その中で、モンゴル→ノモンハン事件→辻参謀……とたどったら、本ページにたどり着きました。
ベトナム戦争の資料などを見ていたら、イラク戦争でのアメリカの動き、そして今の日本の動き(国のレベルだけでなくメディアも)が似ている気がしてなりません。
誰かが言ってました。憲法が時代に合わなくなったのではなく、国が合わなくなったのでは……。
有岡眞さん(58歳・男性・埼玉県)
今できることは、9条を実態化する「無防備地域宣言」をすることです。
世界に私たちがこの憲法を選んだことをもっともっと知らせることです。
言の葉の力さん(31歳・女性・東京都)
●この人に聞きたい いとうせいこうさん について
インターネットが普及してすぐに結果を求める傾向というのはよくわかる。私は「デジタル人間」と呼んでます。1か0しかない人。選択が全部二者択一で、それ以外に思考がいかないで、停止してしまう。敵か味方かという分け方しかしない。
それって怖いよなあと思ってました。今、極端な人が多いんですよね。なんで一足飛びにそこへいくかな? という過剰反応するんでびっくりします。
2大政党とかも結局のところ選択の幅を狭めているだけだと思うし。もっと一呼吸おいて考えようよっていいたいです。
khさん(35歳・男性・東京都)
●この人に聞きたい いとうせいこうさん について
いとうさんの記事、ナルホド! と思いながら読ませていただきました。言葉に力がなくなって来ている、というのは私も常々感じていました。
もちろん、いとうさんほど明快な理論立ては出来ていませんでしたが、最近どうも人と話していてスグに感情的になる人が増えてきてるなあと。
モチロン、私の話下手にも原因はあるとは思うのですが、とはいえ最近、特にそう感じる事が多くなってきました。

ま、それはさておき、憲法9条です。
いとうさんのおっしゃる、壊れやすいものだからこそ、守って行かねばならない、ということ。道理だと思います。
しかし、壊れやすいものならば壊れないように守る、という事は不可能なのでしょうか?
曖昧な表現だからこそ色々と解釈が別れるのであれば、もっと明確な表記に“改憲”出来ないものなのだろうか? と思うのです。
誰もが自分の大事な人を失うかもしれない戦争など避けたいはずです。そんな戦争を望む人はいない……と思いたいものです。
現在の社会の動きにきな臭さを感じる人は、
少数派ではなくなってきているようです。
自分でできることを探しているうちに、
『マガジン9条』に来た人もうれしいですね。
これからもぜひ「マガ9」を“活用”ください!
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ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。

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