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年末年始企画「2009年、わたしが予想する世界わたしが希望する世界」

081214up

読者のみなさんから寄せられた
「2009年 わたしが予想する世界 わたしが希望する世界」です。
さまざまな視点や論点が届いておりますが、その望むべき世界の方向は?

だい さん(34歳・男性・海外)

偽装社会の転換

ここ5年、一時帰国時以外はネパールで暮らしているため、日本のことはネットや知人からの便りなどでしか知ることができませんが、偽装の販売のみならず、「偽装社会」のような雰囲気がある気がします。職場を確保するため、地域から睨まれないようにするための選択、偽装人間。もちろん、逆に極端な我侭状態の人も多いですが、それらは表裏一体なだけかと。そして、みんなお疲れ。命そのものが弱ってしまっている・・・さらに、『貧困大国アメリカ』に描かれたような状態の嘘偽りの資本主義にも向かいつつあると思うので、その方向を転換するさまざまな運動が活発になる一年となりますように。
私も、そのための一つを為したい。

しゅら さん(男性)

子供が自然と振舞える世界がいいです。
ただそれだけです。

がすこ さん(36歳・女性・東京都)

若者が動かす

各地で確実に動いている若い労働者達の生きる権利を求める運動が、まとまった力になって、オジサン政治家たちも無視できなくなる日が近いような気がします。
戦争がないことはもちろんですが、人間として最低限度の生活を送ることができてこそ、平和と言える…理想論に終わらず、現実に体験していることを通して、国に政策改善を求める動きが若者から出てくるのではないかと思っています。

砂月 さん(27歳・大阪府)

思考力と法治主義が奪われませんように

ここのところ9条や25条もそうですけれど、そもそも法治主義自体が危うい気がしています。個人的モラル基準による排他論がますます横行しないか、とても不安ですが、どうにも加速しそうです。たまたま目に付きやすいだけならいいのですけれど、そういうことを言っている人達も一歩間違えれば自分の論理で排除されそうな所もあります。そう考えると、一番奪われているのは思考力なのかなと思ったりします。
もっと他者に対して寛容な世の中になればいいのにな、と思います。それだけで世の中かなり変わると思うのですけれど。

渡辺賢悟 さん(19歳・男性)

日本は

希望:何十年間にわたる隠れ共産主義(資本主義)から社会主義国家(社民)への転換。
絶望:社会保障番号という名で国民監視計画が開始されること。

加藤和博 さん(59歳・男性・宮崎県)

資本主義から社会主義(過渡期としての社民主義)

来年のことを予測すると「鬼」が笑うけど・・・。
米国発の金融危機によって新自由主義ーグローバリズムが崩壊し、世界経済は未曾有の崩壊危機にあります。この状態はサブプライムの性質上底なしなので来年も続き今年よりもひどくなると思います。
その為、世界中で「貧困」「格差」「戦争」が拡がります。それを抑止、解消するには、労働者・農民・市民が反資本主義で団結し、新しい世界・社会をつくる戦いを始める事を希望します。

いいとも さん(30歳・男性・東京都)

半径10メートル

「変」に象徴されたように、良くも悪くも変わり始めたのが2008年。
2009年はそれが良い方向にまとまっていくのか、悪い方向にまとまっていくのか、焦点になってくるだろう。日本における貧困や格差は一層激しくなり、来る選挙では大きな変化が起こるのではないか。世界的には、燃料や食糧問題を機に、中南米やアジアがいっそう台頭してくるだろう。
ここからは希望だが、こうした変化の時代にあって、貧困や格差を解消し、憲法9条・25条を体現する社会にしていくためには、今一度市民の力を結集させる挑戦が必要だろう。そのためにも、一人ひとりが新しいつながり、新しい自分を求めて、少しずつ地道な行動を積み上げる一年になってほしい。誰もが日常の忙しさに心と身体を奪われ、半径1メートル程度の中でしか物事を考えられなくなってしまう。その範囲を2メートル、10メートルと延ばした先に、新しい社会のありようが見えてくるのではないだろうか。

ちゃこ さん(女性・神奈川県)

地方分権の世の中へ

グローバルな通貨システムによる経済が破綻すると、その被害は甚大。生死に関わる人もたくさんでます。戦争なども必要になったりします。
現在の経済の危機的状況の中から、持続可能な社会にするには、グローバル通貨とローカル通貨(地域通貨)と2本立てにして、地域内の通貨を作って地域内循環によって経済活性をはかる。そういう法律を作る。どこかでサブプライムローンの破綻のようなことがあっても、グローバル経済のほかに、地域内経済が存在すれば、地域内には食べ物や助け合いのシステムがあって何とか生き延びられる。その2本立てで危険分散できる。
地方でお金を発行して、小さい経済モデルをみんなで作ることは、政治への参加意識も強くなるし、グローバルな経済システムや政治への理解も促されると思います。中小企業や特長ある地域の産業、地域経済の活性にもつながります。

お玉おばさん さん(女性・兵庫県)

お玉が希望する世界

すぐには浮かびませんでした。だって、遠い将来じゃなくて来年でしょう?お玉の希望する世界は小さいぞ・・予想する世界は不況による嫌なことが続発する世界となるだろうこと・・・・でも希望するのは、その続発した嫌なことを跳ね返すだけの強さをみんなでもって、2009年こそ闘い発言し行動する市民がたくさん集う国になること。これが希望する世界です。

ほのぼの6811 さん(40歳・男性・愛知県)

戦争がない世界に一歩前進

最近の経済危機のおかげで、戦争なんてものにお金を出している余裕はないという考えが広がり、世界各地の戦争がおわりを告げる。なんてならないかなあ。

れいんぼう さん(男性・滋賀県)

2009年 わたしが希望する世界

ささやかな幸せを求めて、まじめに働いている人々がどんどん不幸になっていく今の世の中は、まったくおかしいです。皆もそう思っているのでしょうが、私も含め、ほとんどの人々が行動にでないのはなぜでしょうか。テレビやインターネットからの過剰な情報に溺れて、皆身動きできなくなってしまったのかもしれません。今こそテレビを捨てパソコンを捨て街に出て、真のコミュニケーションを回復させるとき。そして力を合わせて世直しのうねりを生み出していく。そんな2009年にしたいものです。

TY生 さん(68歳・男性・三重県)

ジョン・レノンのイマジンは人類の夢を想像してみて、
国は存在しないって……そのために

殺したり死ぬことないよ/想像してみて、財産はないって……欲張りや飢えは必要ない/人はみな兄弟……全世界を共有しているってと歌う。
今日の世界はレノンの理想を夢物語だとしてはいない。人間の叡智と合理性の追求として国の枠組みを超えて、殺したり死ぬことのないよう平和を求め、一国が欲張らないように努力し協力していく潮流がある。地域の平和と安定を求める欧州連合・アフリカ連合・中米統合機構・東南アジア諸国連合、東アジア共同体への取り組み。2008年12月13日、日中韓首脳会議共同声明は「日中韓は地域および国際社会の平和、繁栄、持続可能な未来を創造するためのビジョンと責任を共有する」。首脳会議を「東南アジア諸国連合プラス3(日中韓)など地域協力の枠組みを補完し相互に補強する」と位置づけた。
これら潮流と逆行するのが極東有事も想定し日米同盟を更に強化するために集団的自衛権行使を可能にする改憲である。

sakusaku さん(40歳・男性・北海道)

パラダイム転換の必要性

私も、このような世界不況・経済危機・雇用問題の噴出のときこそ、大胆なパラダイム転換が必要だと考えます。今の日本には市場原理主義や新自由経済主義などは必要ありません。確かに経済が潤えばお金は潤沢になります。しかし、人々の心はどうでしょう。
多くの人達が日本に住んでいて良かったと思えるような社会にしなければなりません。今の政治家の出す政策は、旧来の平均的な国民に対するもので、今の多くの国民には合っていないものであるということを、政治家に知らしめる必要があります。それが選挙であり、運動だと感じています。少しでも多くの人達がそれに気付き、結果として出せるような社会になることが私の希望です。

こみつ さん(18歳・女性)

日本におけるワーキングプアの問題から

現代の私たちは、歴史的にかなり重要な転換期の真っ只中に生きているのではと、最近思います。その認識が正しかったか否かは2009年よりもずっと後になってから分かるでしょう。
相次ぐ派遣切りが大手報道機関に取り上げられることによって、インターネットで各方面から情報が発信されることによって、一般の人たちにも段々と深刻な社会問題の現状が浸透してきているようです。
特にワーキングプアに関しては、自己責任云々という意見を言う人は、そもそも問題に関心が無くて単に知識不足であるか、余程貧乏人が嫌いかのどちらかに分かれてくると思います。
「自己責任」も、そのうち時代遅れになるでしょう。
2009年は、政治とは無関係と思っていた一般の人たちにとって、社会問題に「気が付く」機会になると推測します

平和を愛するキリスト者 さん(49歳・男性)

2009年は総選挙の年

2009年は、どんなに長くても9月までには総選挙があります。今の状況が続けば、与党は過半数を失う可能性が濃厚です。しかし、民主党が一人勝ちしてしまうことがあれば、大変危険だと思います。
明らかに違憲と思われるテロ特措法延長法は、民主党が徹底的に抵抗しなかったために12日に成立してしまいました。さらに憲法9条に違反するソマリア派兵特措法を取りまとめたのは、与党と民主党の超党派議員です。
民主党には、自民党タカ派と考え方を同じくする改憲派の議員、新自由主義者の議員も多数おり、こういった議員が党で主導権を握っているように思います。政権交代があっても民主党の単独政権、あるいは民主党と保守政党の連立政権では、政権交代の意義はないように思います。
民主党と社民党、共産党が連立。そして護憲、軍縮を目指す政権の誕生を期待したいものです。

つかちゃん さん(67歳・男性・静岡県)

2009年 こんな社会にしたい

「派遣切り」なんて新語がまたたくまに定着してしまうなんて、恐ろしい時代です。
お金持ちはもちろん,そうでない人ももう少し今の生活レベルを切り下げてでも、この国にすむ、いや世界に住むみんなが、衣食住と子育てと老後と医療を心配しないで生きられる社会、大人も子供も慎ましやかだけれど安心して 暮らしていける世の中にしたいと私は思う。

ナインマン さん(男性)

ちょっと奇麗事だけど

子供が通う学校の先生は20年臨時のままです。仕事は正規の先生と同じかそれ以上やっています。嫌な仕事は間違いなく正規の先生よりやっています。でもボーナスも昇給も将来の年金も、正規の先生とはぜんぜん違います。
試験の点数が何点か悪かったか、ツテが無かっただけなんです。20年休まず働き続ける臨時なんておかしくないのでしょうか。一定期間以上働いたら正規にすべきではないのでしょうか。
派遣や臨時の社員が問題になっていますが、正規の人の給料を下げてでも彼らを正規雇用するべきではないのでしょうか。
日本中のみんなが乗る車を1ランク落としただけで、携帯電話の通話料を減らすだけで、今の食事代のない人を助けることが出来るのではないでしょうか。
そんな考え方を世界中に広めれば、テロなんて言葉は、21世紀の地球上から消えてなくなるんじゃないでしょうか。

たんぽぽ さん

地球や命を大切にする社会

地球や命を脅かす物がない社会を希望する。
原子力発電(必ず放射性のごみや温水が出る)、ミサイル防衛システム(Xバンドレーダーの電磁波等が心配)、戦闘機(他国に脅威を与えるだけなのでNZのようになくすべき)、米軍そして米軍との共同軍事訓練(近隣住民に被害、他国に脅威を与える)、以上の事へのお金を削減し、自然エネルギー等の分散型循環エネルギーや第一次産業、社会福祉を充実してほしい。
また、キューバのように財源や権限を国から地方へ渡し、今、税源が少ない地方も存続できる社会を望む。なぜなら森林や田畑は、あまりお金にならないが、治水や空気の浄化、海、安全な食のために必要だからだ。そうして地方自治ができるようになれば公立病院も学校も存続できるようになる。また、原子力や軍事施設をおしつけられずにすむ。
福岡正信さんが提唱されていた自然農法の一反百姓が今でもできるようになれば、たくさんの命が助かるのに。

十文字(衆愚代表)さん(33歳・男性・千葉県)

“子曰く、貧しくして怨む無きは難く、富みて驕る(おごる)無きは易し”という人間性の本質を直視するならば。

このお題に対し、さてナニを書こうかと思い悩んでいた所、面白い意見を見つけました。
”今からでも「生存権、機会の平等、公正な自由競争と結果救済の均衡」といった近代的な価値の再導入を目指した社会改革、教育改革などを行うことも真 剣に考えた方が良いのではとも思います。”
JMMに好評連載中の冷泉彰彦氏が述べられたものですが、簡潔かつこれが全てであると私は考えます。
派遣雇用の規制緩和等、確かに現在の日本国民の苦境の責任の多くは政府にあり、是非その責務を果たすべきだと皆様が考えられるのは私も同じ思いですが、ただ、これらの諸問題は「9条と平和」という問題とは厳密には関連性がありません。
地雷・クラスター弾規制の発展化位が、当面できる現実的平和主義活動ではないでしょうか。不景気が加速化するにつれ、世界は保守化します。その間、国内外に潜在するナショナリズムを増長させる、または逆撫でする様な活動は、厳に慎むべきでしょう。

2009 さん (58歳・男性・静岡県)

希望は、「増税」と「ウィルス感染」

不思議にスルーされてる累進課税が復活。小泉改悪により富裕層が増えたのだから、70年代みたいに75%とはいわないから、少し上乗せしてもらう。当然富裕層の味方、テレビは猛反対するが、超党派の勇気ある「累進課税を考える議員団」の活躍により成立。この動きがオバマのアメリカを始め世界中に広がり、投機資金が行き場を失ってしまう。
「ウィルス感染」は、武器商人や戦争で利益を得てる人、国には大変厄介な問題となった。ほとんどの日本人がこの「k9j」に冒された。また日本人のngoにより紛争地帯にも蔓延してしまった。兵士は武器の代わりに鍬やスパナを持つようになり日本人とインフラ整備に努めた。武器メーカーも感染し、農機具メーカーになって しまい、安くて優秀な農機具の生産をするようになった。 この「k9j」ウィルスは人を「平和ボケ」にしてしまう。

たくさんの投稿、ありがとうございます。
この中から抽選で「マガ9」から生まれた本をお送りします。
発表は発送をもって代えさせていただきます。お楽しみに!

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