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あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を尋ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(大田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニート・ひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://www3.tokai.or.jp/amamiya/
適当な写真がないのでまたまたインドの写真を。インドの知らないオッサンと。
今年もまた「プレカリアートメーデー」が来る。プレカリアートとは、不安定なプロレタリアートという造語。ユーロメーデーなどで広く使われているこの言葉が、日本のメーデーで初めて使われたのが去年。プレカリアートとは、フリーターや派遣、請負などの働き方をする人や失業者、ニートなども含まれる「不安定さをしいられる人」だ。去年のプレカリアートメーデーに行かなければ、絶対に今、若者の雇用、労働問題の取材、運動などしていないと断言できる。それほどに私の人生を変えた集会とデモがまた行われるのだ。
日時は4月30日。私も賛同人に名をつらね、会議などにも参加させてもらっている。第1部は「宣言集会」、第2部は「歌舞伎町周回サウンドデモ」、そして第3部は「プレカリアート交流会」! 私は3部で司会を担当する。チラシに踊る言葉は「生きることはよい。生存を貶めるな! /低賃金・長時間労働を撤廃しろ。まともに暮らせる賃金と保障を! /社会的排除と選別を許すな。やられたままでは黙っていないぞ! /殺すことはない。戦争の廃絶を! /メーデーを抗議と連帯と反攻の日に! 」。
本文と一切関係ありません。インドの映画祭のオープニングパーティー。
ヤバい。書きながら、だんだんテンションが上がってきた。なぜ、私がこのような問題にかかわるのかとよく聞かれる。それは様々な場所で書いたが、自分が追いかけてきた自殺、生きづらさの根が、日本で「働くこと」が崩壊したこと、そして生きることの条件が厳しくなり、何があっても「自己責任」で切り捨てられる空気が蔓延していることが多くの人の心に影を落としているのではないかと思うからだ。それどころか、「生きるに値しない」人間は一刻も早く死んでくれというメッセージをこの国は放ち続けている。ブランドなんか、いらない/ナオミ・クライン、はまの出版
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インドでカレーを食べる。嬉しそうだな・・・。よっぽどうまかったんだろうな・・・。
さて、このあたりで反撃を開始しよう。4月30日、午後1時、大久保区民センター4階ホールで待っている。正社員かフリーターか、「勝ち組」か「負け組」か。
それによって、命の重さまでが量られてしまう社会。
そんな理不尽なことに、わたしたちはもっと怒っていいのです。
雨宮さんと一緒に反撃を開始しよう!
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