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40歳からの機動戦士ガンダム:バックナンバーへ

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40歳からの機動戦士ガンダム【第8回】ガンダムに見る「戦争と子ども」(その1)兵士としての子ども

 ちょっと連載を休んでいる間に、早いもので今年も終わり。各メディアでは「重大(10大)ニュース」が発表されていますが、一般的には「政権交代」が最大のニュースとなるのでしょうね。でも2009年という年は、ここ数年で「子どもの貧困問題」に最も注目が集まった年だったと言えるのではないでしょうか。

 

 生活保護を受ける母子家庭への「母子加算」復活や、「子ども手当て」「公立高校授業料の無償化」などを目玉政策とした民主党が8月の衆院選で勝利。予算規模等についてはこれから詰めていくことになりますが、「子どもの貧困問題」にようやく国が本格的に取り組み始めたといえます。

 例えば「子ども手当て」は、親の所得に関わらず子ども1人につき同額の手当てを一律支給することに決まりましたが、「カネ持ちの家の子にまで配る必要があるのか」と「所得制限」を設けるべきだという意見も根強くあります。今回は「子どもは社会全体で育むべき」という鳩山首相の決断で一律支給となりましたが、まさにこの問題は、子どもという存在をどのように捉え、社会でどう育てていくのか、そのために国が何をすべきなのかが問われていると言えるでしょう。

 前置きが長くなりましたが、今回のテーマは、ガンダムで描かれる「戦争と子ども」です。前述のように子どもをどう捉えるのかは、その国の思想や社会状況が反映されるわけですが、戦争中はどうなのかといえば、これは単純。「子どもも戦力」ということに尽きます。ガンダムでも、そのことが実によく描かれています。


ガンダムの主要登場人物の多くは
十代の少年・少女たち

 ガンダムというロードムービーの主な舞台は軍艦「ホワイト・ベース(WB)」だということは前回書きましたが、主人公のアムロ・レイ(15歳)をはじめ主な乗組員は以下のように十代の少年・少女で占められています。艦長の男性(19歳)、通信オペレーターの女性(17歳)、操舵手の女性(18歳)、アムロの幼なじみの女性(15歳)、中距離戦用人型兵器「ガンキャノン」パイロットの男性(17歳)、アムロの友人で長距離支援用人型兵器「ガンタンク」砲手の男性(15歳)、そして軍艦WBでは数少ない正規の軍人でパイロット候補生の男性(18歳)など。

 なぜ、そんな若者ばかりなのか。 本来なら、もっと年上の正規の軍人(大人)たちによって軍艦WBは操られるはずでしたが、そのほとんどがジオン軍の攻撃で死傷したため(第1話)、アムロほか少年・少女たちによって艦は動かされているのです。  足りない戦力をカバーするために戦場に投入される子どもたち――そのことを表す象徴的なシーンがあります。

 劇場版第1弾「機動戦士ガンダム」の前半部分では、大気圏突入を控えた軍艦WBの中でアムロが「いつの間にか戦争させられて…」とつぶやくシーンがさりげなく挿入され、やはり劇場版第1弾中盤の地球でのあるシーンでは、艦長に「まだ我々は民間人を抱えていることを忘れるな」と言われたアムロが「(僕だってまだ民間人で)軍属になったつもりはないのに」とポツリと言うシーンがあります。自らの意思とは関係なく兵士として戦わざるをえなくなった少年の戸惑いが、そこにはあります。

 アムロは一時期、戦いそのものに嫌気がさし、出撃を拒否することもあるのですが、そんな彼に対して幼馴染の少女がこう言います(第9話)。 「この間の戦争で大人はみんな死んでいるのよ。年寄りと若い人が戦わなくちゃならないのは(敵の)ジオンだって地球連邦だって同じ」

 さらに、このセリフを受けるかのように第20話では、軍艦WBに侵入したジオン軍の将校と兵士の間でこんなやりとりがあります。

 兵士「妙だと思いませんか。(敵の兵士が)少年兵ばかりというのは」

 将校「どこも人手不足だからな」  

 これら以外にも、連載第6回で取り上げた、第1話におけるアムロの父親の発言(注1)や第42話のジオン軍兵士の発言(注2)など、ガンダムでは少年・少女や20代の若者が兵士として戦わざるを得ない状況について、事あるごとに言及されていきます。

(注1)アムロの父親テム・レイは若い連邦軍兵士に「ガンダムが量産されるようになれば、君のような若者が実戦に出なくとも戦争は終わろう。(中略)こんな(息子アムロと同じ)歳の子がゲリラ戦に出ているというが本当かね?」 と語りかける。
(注2)ジオン軍の指揮官が自軍の人型兵器の動きが鈍いことを部下に問い質すと、部下が「学徒動員のパイロットが多いようですから」と答える。

 ガンダムでは、戦争によって正規の兵士(大人)が次々と死んでいくことで、非正規の兵士(少年・少女)の出番となるわけですが、これは現実の戦争でも同じこと。「戦争に駆り出される子ども」といえば、アフリカ諸国の内戦や、イラン・イラク戦争、カンボジア内戦などにおける「子ども兵士(少年兵)」の存在、そして第二次世界大戦時のドイツでの「ヒトラーユーゲント」などさまざまです。

 現在、兵士として紛争等に参加している18歳未満の子どもは全世界で少なくとも30万人いるとされています。もちろん正確な統計などないため、この数字がどこまで正しいのか分かりません。また、アムネスティ・インターナショナルなど8つの国際的人権団体が結成した「子ども兵士禁止のための世界連合」によれば、兵士も含め軍隊で働かされている子どもは80万人に達するそうです。

 私が「子ども兵士」という言葉を聞いてすぐに思い出すのは、「イラン・イラク戦争」(1980〜88年)でのあるエピソードです。新聞か雑誌の記事で読んだのだと記憶していますが、そこに書かれていたのは信じがたい光景でした。当時のイランの指導者の名前を冠した「ホメイニ親衛隊」と呼ばれる子どもたちの一団数千人が手をつないで横一列になり、ホメイニ師を讃える歌を歌いながらイラク国境の地雷原を行進。地雷を踏んで吹き飛ばされ、手足がもがれ、苦しむ仲間を見ても、行進を続ける少年たち。その後ろについて、子どもたちによって地雷が「除去」された安全な道を歩いていく大人の兵士たち……。 まさに子どもを「戦争の道具」として使ったわけですが、規模や内容は違えども、こうした子ども兵士の惨劇はアフリカ諸国などをはじめとして現在でも起きているのです。

 紙幅の都合で子ども兵士の現状についてはこれ以上は触れませんが、さらに詳しく知りたい方は、今回私が原稿を書く際に参考にした『子ども兵士――銃をもたされる子どもたち』(アムネスティ・インターナショナル日本編著)をぜひお読みください。

『子ども兵士――銃をもたされる子どもたち』
アムネスティ・インターナショナル日本編著(リブリオ出版)
アフリカ諸国の内戦などで、子ども兵士がいかに過酷な扱いを受けているかの実例をはじめ、戦争における子ども兵士の役割や歴史、国際社会の取り組みなどを詳細なデータや写真と共に紹介。子ども兵士を知るためには欠かせない1冊と言えます。
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アジア・太平洋戦争中の日本軍にも
存在した「子ども兵士」

私が繰り返し見ている『ガンダムDVD−BOX1、2』には、ストーリーや舞台設定、登場人物の紹介等だけでなく、舞台裏の話なども含めた解説書がついています。

『ガンダムDVD−BOX1』
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『ガンダムDVD−BOX2』
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 BOX2の解説書の5ページにはこう書かれています。

 「第26話から第30話までは、ホワイトベースの民間人たちが具体的に軍隊の中に編入されていくプロセスが描かれる」

 それまでアムロなど民間人の少年・少女は、軍属のような扱いで戦闘に参加していました。正規の兵士ではないため理不尽な理由で味方に拘束されたり、作戦の詳細を伝えられなかったりするなど不当な仕打ちを受けましたが、軍艦WBでの“旅”を始めてから約2ヵ月後に正規の兵士となります。しかしそれは、アムロたちに兵士になるかどうかの選択権はない、有無を言わせぬものでした。

 第26話では、補給基地でつかの間の休養をとる軍艦WBの乗組員たちの前に連邦軍の将軍が姿を現し、こんなやりとりが展開されます。

将軍「諸君はここで仮収容を受けて、南米の連邦軍基地ジャブローへ行ってもらう」

WB乗組員の少女「あの、軍隊に入りたくない人はどうするんですか」

将軍「すでに諸君らは立派な軍人だが、軍を抜けたいというなら1年間は刑務所に入ってもらうことになる」

アムロ「そ、そんな! それじゃあ、いやだっていう人でも…」

将軍「君たちはもともと軍隊で一番大事な秘密(人型兵器や軍艦WB)を知ったのだ。本来なら一生刑務所に入ってもらわねばならぬところだ」

アムロ「軍人か…」

 確かに軍事機密を知ったこともその理由の一つでしょうが、軍艦WBや人型兵器を操って、ジオン軍に対して予想以上の戦果をあげた少年たちのことを、軍が純粋に戦力として考えていたのは間違いありません。戦力不足を補うために、少年・少女の力を必要としていたわけです。

 連載第7回でも紹介したNHKのドキュメンタリー番組「シリーズ証言記録 兵士たちの戦争」の中に「戦場の少年たち〜沖縄・鉄血勤皇隊」という回があります。「戦力不足と子どもという存在」を考えるうえで非常に参考になるので、少し長くなりますが以下引用を含めて紹介します。

 同番組では、兵士として沖縄の地上戦に参加した沖縄県立第一中学校の生徒たちの過酷な体験を、現在80歳前後となった当人たちが語ります。沖縄で動員された少年たちは「鉄血勤皇隊」と呼ばれ、14歳から17歳の中学生約900人が陸軍の兵士として戦場に駆り出されました。

 それまでの兵役対象年齢は17歳以上でしたが、兵力が不足してきたため、陸軍は昭和19年10月20日に兵役対象年齢を14歳以上に変更する陸軍省令を発します。これに対して政府部内からも反対意見が出たことから、地域を限定して少年たちを招集することになったのですが、南洋諸島や台湾などと共に沖縄もそのなかに含まれていたわけです。

 沖縄県立第一中学校からは300人以上が動員されましたが、元鉄血勤皇隊の兵士だったたある老人(当時16歳)は三八式歩兵銃をもらったときの高鳴る胸の思いを語り、また別の老人(当時15歳)は二等兵の階級をつけた軍服を着て靴音高らかに町を歩いた記憶を語るなど、当時の少年たちの胸にあったのは、日本軍の兵士になれたことの喜びでした。

 ところが、その感情が変化するのにそう時間はかかりませんでした。昭和20年4月1日、日本軍の5倍以上に相当する54万人の米軍が沖縄本島に上陸。少年たちは充分な訓練を受けることもなく戦場に駆り出されます。当初、鉄血勤皇隊の少年たちの任務は民家から食料等を調達する「後方支援」でしたが、戦局の悪化と共に任務の内容も変わっていき、洞窟に避難していた一般住民をそこから追い出す役目などを担わされます。

 米軍上陸から約1ヵ月半の間に、10万人いた日本軍兵士の半数以上が戦死。制空権も制海権も奪われ、圧倒的な物量を誇る米軍に対して日本軍は南部に追い込まれ、現地で「ガマ」と呼ばれる洞窟に立てこもることになります。狭い洞窟の中、大人の兵隊たちと生活を共にすることで少年たちに見えてきたのは、軍隊という組織の非情さでした。薬がもったいないからと捨て置かれる重傷者や、まだ息があるのに死体として穴に放り込まれる兵士の姿などを目の当たりにする一方で、米軍の砲弾が飛び交うなか少年たちには洞窟を出て水や食料等を調達してくることが命じられます。

 少年たちの心からは軍隊や軍人に対する憧れの気持ちが消え、「明日生きられるか、いま生きられるか、あと何時間生きられるか(中略)、生か死か、そのことばかり」になったと言います。

 6月23日、沖縄守備隊陸軍第32軍司令官・牛島満中将の自決で日本軍の組織的戦闘は終結。鉄血勤皇隊として動員された900人の少年のうち400人以上が戦死しました。戦後、日本政府が少年たちを兵士として沖縄で戦わせたことを認めたのは、昭和31年のことです。


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『沖縄一中 鉄血勤皇隊の記録
―証言・沖縄戦〈上・下〉』
兼城一編著(高文研)
県立第一中学校生徒で、鉄血勤皇隊から軍兵站部に転出して従軍した著者が延べ400人の証言を元に少年たちの沖縄戦の実相に迫った力作。鉄血勤皇隊について、さらに詳しく知りたい方にはこの本がおすすめ。

 鉄血勤皇隊の少年たちの悲劇からは、子どもといえども「戦力」としか見なさない戦時下における国家や軍隊の冷徹な論理がよく分かります。

 私がガンダムというアニメを初めてじっくりと見たのは劇場版第1弾「機動戦士ガンダム」でしたが、まだまだ当時は「ガンダムなんて、けっ」と思っていました。しかし、そんな私でも「へー、こんなこと(登場人物に)言わせるんだ」と妙に感心したシーンがあります。まさに今回のテーマに関わるこんなセリフです。

 アムロたちが乗る軍艦WBをなかば厄介者扱いし、基地から追い出すようにした地球連邦軍の将校が、地球へ向かう軍艦WBを見ながら部下にこう言います。

 「ジオンとの戦いがまだまだ困難をきわめるというとき、われわれは素人まで動員していく。寒い時代だと思わんか」(注3) 地球連邦、ジオン公国双方合わせて総人口の半数を失うという凄まじい戦いのさなか、素人(子どもたち等)も戦力の一部として投入せざるをえない、そんな戦争の現実をこのセリフは表しています。

(注3)テレビ版では、このシーンは「ジオンとの戦いが困難をきわめるというとき、われわれは学ぶべき人を次々と失っていく。寒い時代だと思わんか」というセリフでした。


特攻という悲劇に巻き込まれた
旧日本軍の少年兵たち

 最後にもう一つ、ガンダムとは少し離れますが、旧日本軍における「少年兵」についてどうしても書いておきたいことがあります。

 私は「戦争と子ども」について考えるとき、先の大戦における日本海軍での「予科練」という制度のことが頭をよぎります。正式には「海軍飛行予科練習生」といいます。「飛行機の時代」の到来によって第一次世界大戦(1914〜1918年)以降の戦争は大きく変わることになり、優秀な若者をパイロットとして養成するために日本海軍が設立した制度のことです。

 創設されたのは1930年(昭和5年)。高等小学校卒業者で満14歳以上20歳未満に受験資格が与えられ、学科試験と体力測定などをクリアした者が採用されました。太平洋戦争開戦後、戦局の悪化によって多くのパイロットを失ったことなどから採用基準等が変更になり、当初は約2年あった養成期間も終戦直前には大幅に短縮され、いきなり実戦に参加させられるケースも多かったようです。

※田中恭治著『第一岡崎海軍航空隊 飛行予科練習生』(かんぽう)、矢沢昭郎著『花の予科練物語』(光人社NF文庫)ほかを参照。  

 予科練のことを書くのには、実はごくごく私的な理由があります。いま生きていれば81歳になっていた私の父が、太平洋戦争中の中学時代に予科練の試験を受けており、そのことを生前に父から聞いたことがあったからです。結果的には目の検査で不合格になったということも聞きました。予科練はパイロット養成機関ですから、目が重視されるのは当たり前で、視力1.0以下や視野の狭い者などは不合格になったそうです。

 仮に、父が試験に合格していれば、私がこうしていま文章を書いている可能性は低いわけですが、いずれにしても私にとって子どもの頃から「ヨカレン」という言葉の響きは何度も聞いた馴染みのあるものでした。

 「大空のサムライ」に憧れ、国や家族を守りたいという思いから練習生となった若者たちですが、昭和19年以降は、特攻作戦によって命を落とす予科練出身の兵士が多数出ました。

 「特攻」と聞くと多くの人が航空機による体当たりを想像するでしょうが、航空機の激減などから、人間魚雷「回天」、水上特攻艇「震洋」、人間機雷「伏龍」など、さまざまな作戦が計画・実行されています。

 特攻の方法、つまりは「死に方」に差をつけてはいけないし、そのことをあまり論じたくはありませんが、なかでも「人間機雷」という作戦の卑劣さは群を抜いているように感じます。 簡単に言えば、潜水服に身を包んだ兵士が、爆雷をつけた棒を持って海底に潜み、敵の上陸用舟艇などに体当たりするという作戦ですが、お粗末な装備や杜撰な計画が悲劇を招くことになります。当時、この人間機雷という作戦の主力として予科練出身者が考えられていましたが、装備の不具合などが原因で、十代の若者たちが訓練中に凄絶な死を遂げました。

 人間機雷の詳細について私が知ったのは、東京新聞論説委員の瀬口晴義さんが書いた『人間機雷「伏龍」特攻隊』という本でした。同書は、なぜこのような無謀な計画が生まれ、どのようにして多くの若い命が奪われたのかを元兵士たちへの丹念な取材によって解き明かしていきます。「少年兵」を考えるうえでも大いに役立つ本であり、ぜひ多くの人に読んでいただきたいと思います。

『人間機雷「伏龍」特攻隊』
瀬口晴義著(講談社)
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 こうした特攻作戦を含め、昭和20年の終戦までに約2万人の予科練出身兵士が亡くなっています。

 ガンダムにおける軍艦WBの十代の乗組員たちは、一部を除けば本人の意思とは無関係に軍属・軍人にされました。ここに書いた予科練はあくまでも志願であることや、予科練の当初の目的が将来を睨んでのパイロット増員にあったことなどから、戦力不足を急遽補うために有無を言わさず兵士にされたガンダムでの少年・少女たちとは意味合いが違うでしょう。 しかし「戦争という大きな渦に飲み込まれて兵士となった子ども」(注4)という点ではどちらも同じであると言って差し支えないと思います。

(注4)旧日本軍における少年兵等について書くのであれば、学徒動員や女子挺身隊、さらには満蒙開拓青少年義勇軍の少年たちなど取り上げるテーマはたくさんありますが、紙幅の都合もあり、今回は鉄血勤皇隊と予科練に絞って書きました。

 さて、「戦争と子ども」というテーマであれば、兵士や戦力としてではなく、純粋に最も弱い存在の犠牲者としての子どもについても触れないわけにはいきません。それは、自分がケガをしたり、死んだりしたりすることはもちろんですが、空襲等によって親を失い孤児となるのも戦争ならではの子どもが受ける被害です。

 実は、「戦争孤児」等についての描写が多数出てくるのも「機動戦士ガンダム」という作品の大きな特徴と言えます。次回は、「戦争と子ども(その2)」として、その辺りについて考えていきたいと思います。

(氷高優)  


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お笑いコンビ「雨上がり決死隊」が司会を務めるトーク番組(テレビ朝日系)のDVDの第4弾。
この連載でも何度か触れているバラエティ番組「アメトーーク」ですが、11月26日にガンダムシリーズ第3弾として「逆襲のガンダム芸人」がオンエアされました。前回この連載で触れた「塩に関するエピソード」なども語られており、「ちょっと見てみようかな」と心を動かされたガンダム未体験者もきっといることでしょう。「アメトーーク」のDVDについても何度かこの連載で紹介していますが、「ガンダム芸人vs越中詩郎芸人」が収録された同番組のDVDシリーズ第4弾もオススメです。

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