マガジン９

３月２日（土）１４時〜１７時（開場：１３：３０）

＠カタログハウス本社　地下２階セミナーホール

参加費　２０００円（学生１５００円）／中学生以下無料
ペア割引（２人で）３０００円

※参加費は、当日の受付にてお支払いください。
※ペア割引をご利用の方は、お二人お揃いの上で、受付にてお申し出ください。
※ペア割引は、他の割引との併用はできません。
※学生の方は、当日受付で学生証をご提示ください。
※定員（150名）になり次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。

　７月に行われる参議院選挙までは、安倍政権は「集団的自衛権行使」も「憲法改正」も具体的には言い出さないかもしれません。しかし今、集団的自衛権の行使を可能にする「解釈改憲」や「国家安全保障基本法」制定への準備が着々と進んでいます。９条を骨抜きにしてしまう「国家安全保障基本法」は、石破茂氏が７年前からあたためてきた「悲願」ですが、自民党は総務会でこの制定を決めていますから、党として国会提出に向け本気で取り組んでいくでしょう。「国民投票」によって最終的に憲法改正を決めるのは、主権者である国民。そう信じてこれまで来ましたが、それさえも危うい状況になってきました。

　このような現状認識をした上で、日本は「平和国家」の看板を下ろすのか、であれば代わりにどのような「看板」を掲げるのか？　主権者としてそこにどう関わっていくことができるのか？　などについて考えたいと思います。折しも３月２０日はイラク戦争開戦から１０年。イラク戦争において日本は「国家再建・人道支援」の名の下に自衛隊をサマワに派兵しました。あの時、９条があったからできたことや９条が歯止めになって行えなかったことは何だったのか？　その結果、日本にもたらされた「国益」とは？　「損失」は？　そしてイラクの人々は日本の存在や派兵による「国際貢献」をどう受け止めたのか？　についての検証も行います。

　講師には、イラク派兵差止訴訟の川口創弁護士と、防衛省と自衛隊の活動に詳しい東京新聞論説委員の半田滋さんをお招きして、憲法９条と安全保障をとりまく現状とこれからについて、現実的な視点からお話しいただきます。またゲストには、イラク支援に尽力しているJIM-NET事務局長の佐藤真紀さん。「真の国際支援」とは何か？　という視点からお話いただきます。

参加お申し込みは、こちらのフォームから