マガジン9
憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。
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2012-09-19up
10月9日(火)19:00~21:00(開場18:30)
@カタログハウス本社 地下2階セミナーホール
参加費 1500円(学生1000円)/中学生以下無料
【リピーター割引あり!】過去3カ月以内のマガ9学校(第19回、20回、21回)にご参加いただいた方は、参加費が500円割引になります。配布レジュメに添付されていた割引券を当日お持ちください。
※参加費は、当日の受付にてお支払いください。※学生の方は、当日受付で学生証をご提示ください。
※定員(150名)になり次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。
日本各地で、地元商店街の「シャッター通り化」が問題になりはじめたのは、今から20年以上前のこと。しかし、今もその流れに歯止めはかからず、雇用の低下や人口の流出によって街全体が活気を失うという悪循環が広がり続けています。
そんな中、北海道札幌市に暮らす中島岳志さんは2008年、地元の発寒商店街の人たちとともに「カフェ・ハチャム」をスタートさせました。誰もが気軽に立ち寄れ、ときには地元密着のイベントなども開催する「コミュニティ・カフェ」。そこに興味を持ってやってきた人たちが、またユニークなアイデアで店やイベントをはじめるなど、一時は完全な「シャッター通り」だった発寒商店街は今、着実に活気を取り戻しつつあるといいます。
同時にそれは、「シャッター通り化」によって失われていた人々の日々のコミュニケーションの場を、再びつくり出していく過程でもありました。今回のマガ9学校では、カフェ・ハチャムの歩みをご紹介いただくとともに、中島さんがかねてからその重要性を指摘している「社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)」についても、たっぷり語っていただきます。
「全国の商店街から新自由主義への反逆の流れを起こしていくきっかけを提供したい」(コラム「希望は、商店街!」より)という中島さん。それはまた、中島さんが早くから警鐘を鳴らし続けてきた、そしていまや全国へと波及しようとしている、「維新の会」と橋下徹・大阪市長を中心にした「大阪的なるもの」に抗おうとする動きでもあります。
誰にでもできて、そして楽しい「反逆」ののろしを! 希望は今、商店街にあります。
参加お申し込みは、こちらのフォームから
中島 岳志(なかじま たけし)1975年生まれ。北海道大学准教授。専門は、南アジア地域研究、近代政治思想史。『ヒンドゥー・ナショナリズム』(中公新書ラクレ)、『中村屋のボース─インド独立戦争と近代日本のアジア主義』(白水社)、『パール判事─東京裁判批判と絶対平和主義』(白水社)、『朝日平吾の鬱屈』(筑摩書房)、『秋葉原事件―加藤智大の軌跡』(朝日新聞出版)など著書多数。「ビッグイシュー」のサポーターであり、「週刊金曜日」の編集委員を務めるなど、思想を超えて幅広い論者やメディアとの交流を行なっている。twitter はこちら→@nakajima1975
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- おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」
- 川口創弁護士の「憲法はこう使え!」
- 中島岳志の「希望は商店街!」
- 伊藤真の「けんぽう手習い塾」リターンズ
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