マガジン9
憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。
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2011-08-10up
@カタログハウス本社 地下2階セミナーホール
※参加費は、当日の受付にてお支払いください。※参加費お支払の際に、学生の方は学生証のご提示をお願いします。※定員(150名)になり次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。
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マガ9でもおなじみ「紛争屋」伊勢崎賢治さんと、初の著書『困ってるひと』が話題の作家・大野更紗さんによるトークセッション。大震災と津波、そして原発事故で被災した人たちへの長期的な支援が重要な課題となっているいま、そもそも「支援する」とはどういうことか? について、改めて考える機会にもなればと思います。 |
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・支援すること、されること。
『「援助」の甘美なワナにはまった』。大学時代、ビルマ難民支援に奔走していた大野さんは、自身が難病に倒れ、周囲に助けを求めたときのことを、著書の中でそう表現しています。人を支援すること、されることの意味とは、難しさとは? アフガニスタン、東ティモールなど、世界各地で紛争後の復興支援に携わってきた伊勢崎さんとともに語っていただきます。
・「フクシマ」と、どう向き合うのか。
震災の直後に福島を訪れて以来、さまざまな理由でそこから「動けない」人たちへの支援の必要性を指摘してきた伊勢崎さん。福島第一原発から30キロ地点に生まれ育ち、自身を「原発チルドレン」とも称する大野さん。ともに「原発があることが『いい』はずはない」と語るふたりは、一方で単純にその危険性を訴え、避難を呼びかけるだけでいいのか、と疑問も投げかけています。「フクシマ」と、そこに暮らす人たちと、私たちはどう向き合うのか。ともにどう生きていくのか? 少し違った角度から考えたいと思います。
参加お申し込みは、こちらのフォームから
伊勢崎賢治●いせざき・けんじ1957年東京生まれ。大学卒業後、インド留学中にスラム住民の居住権獲得運動に携わる。国際NGOスタッフとしてアフリカ各地で活動後、東ティモール、シェラレオネ、 アフガニスタンで紛争処理を指揮。現在、東京外国語大学教授。紛争予防・平和構築講座を担当。著書に『東チモール県知事日記』(藤原書店)、『武装解除 紛争屋が見た世界』(講談社現代新書)、『伊勢崎賢治の平和構築ゼミ』(大月書店)、『国際貢献のウソ 』(ちくまプリマー新書) など。近著に『紛争屋の外交論―ニッポンの出口戦略』 (NHK出版新書)がある。
大野更紗●おおの・さらさ1984年福島県生まれ。作家。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士前期課程休学中。同大学部在籍中よりビルマ(ミャンマー)の民主化、難民問題を研究、NGO活動に尽力。2008 年、自己免疫疾患系の難病を発症。2011年 6 月に刊行した初の著書、『困ってるひと』(ポプラ社)が話題に。今日も絶賛生存中。Blog: http://wsary.blogspot.com/ Twitter: @wsary

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