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2011-7-6up

マガ9学校第10回・参加者募集

テーマ:「脱原発と地方自治」講師:保坂展人さん(世田谷区長)×鈴木耕さん(編集者 『反原発日記』著者)

@カタログハウス本社 地下2階セミナーホール

※参加費は、当日の受付にてお支払いください。※参加費お支払の際に、学生の方は学生証のご提示をお願いします。※定員(150名)になり次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。

福島第一原発の事故を受け、地方議会や首長が続々と脱原発に舵を切り、脱原発宣言をしています。その一方で、原発や核の最終処理施設を持つ自治体では、原発容認から抜け出せずにいます。3・11後に行われた選挙でも、青森県や敦賀市といった場所では、脱原発の首長が誕生することはありませんでした。そこには深い溝があるようにも感じますが、脱原発を考える都会に暮らす人と地方に暮らす人との交流から、脱原発に向かう試みが一緒に何かできないか、新しい道が生まれないか・・・とも模索しています。

●スケジュール
第一部)地方議会・首長の脱原発宣言。その広がりと背景
第一部では、東京都で初めて脱原発を公約に掲げて区長に当選した保坂展人さんにお忙しい公務の合間に来ていただき、自治体レベルで脱原発に向かってやれることは何か、地方レベルでどんな動きがあるか、などについて長らく保坂さんの友人でもある鈴木耕さんを対談相手に、話していただきます。

第二部)青森・下北半島の核問題を地域社会から考える
第二部では、日本の原子力問題の最大であり最も底にある青森県下北半島の、核再処理工場、核廃棄物施設、そして建設中の大間原発の問題について、地域社会が抱えている複雑な状況とともに考えます。下北半島出身の岡田哲郎さんより、下記についてお話しいただきます。
・原発と地域社会(暮らし)の結びつき
・下北半島の風土や受け入れの歴史
・将来に向けて「地域福祉と共同体」からのアプローチの提案

第三部)「下北半島プロジェクト」のアピールと支援者交流会
第三部では、地元出身の若者からの発案で始まった「下北半島プロジェクト」を成功させるため、支援者らとの意見交換会を行います。

ワークショップではありませんが、いつもよりも「参加型」のマガ9学校になるのではと思っています。

参加お申し込みは、こちらのフォームから

保坂展人●ほさか・のぶと(世田谷区長)1996年、衆議院議員に初当選し3期務める。国会質問が500回を超える"国会の質問王" として有名だが、盗聴法、共謀罪、裁判員制度、死刑制度についての質問も数多く行ってきた。国会議員在職中は「死刑廃止を推進する議員連盟」(会長・亀井静香衆議院議員)の事務局長を務めていた。2010年11月DVD「八ッ場ダムはなぜ止まらないのか」(ほんの木)を制作。2011年4月世田谷区長選挙に「脱原発」を掲げて出馬し当選。公務の合間をみて、ブログ「保坂展人のどこどこ日記」とツイッター@hosakanobutoで発信中。

鈴木耕●すずき・こう1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)など。マガジン9では「お散歩日記」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。

岡田哲郎●おかだ・てつろう1979年、青森県生まれ。現在、立教大学大学院コミュニティ福祉学研究科博士後期課程。「開発と福祉」をテーマに、自立した地域社会のあり様について研究をすすめている。

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