マガジン9
憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。
2010-11-3up
第4回「マガ9学校」参加者募集
この企画は終了しました。
講師
山中恒さん(児童文学作家)× 石坂啓さん(漫画家)
テーマ
子どもの本と戦争
〜児童書における戦争プロパガンダ〜
★
戦時下の「表現規制」と現在進行形の
「表現規制」(東京都青少年健全育成条例の修正案)
について語ります!
*本のサイン会も予定しています。
企画協力:大月書店
2010年12月4日(土)
15:00〜17:30(開場14:30)
@カタログハウス本社地下2階セミナーホール
参加費:1500円(学生1000円)
会場の地図はこちらカタログハウスのウェブサイトをご覧ください。
●作家はいかにして戦争協力したのか?
山中恒さんはこのたび、『戦時児童文学論 小川未明、浜田広介、坪田譲治に沿って』(大月書店)を11月中旬に上梓されます。本の中で山中さんは「国家総力戦体制下では、作家や子どもたちの内面まで国家が介入し、荒廃をもたらすものである」と書いています。この本にも紹介している「戦争プロパガンダ」に使われた「紙芝居」や「児童書」の実物の写真などを見せていただきながら、ご自身の実体験にも絡めて語っていただきます。
●現在における作家と表現の自由の関係は?
さて戦後65年を経て、民主主義と自由を手にした私たちですが、現在における児童文学や漫画作家をとりまく環境はどうでしょうか。山中作品への参加も多い漫画家の石坂啓さんには、近ごろ気になる「作家と表現の自由」について、おおいに語っていただきます。
●参加お申し込みは、こちらのフォームから
※参加費は、当日の受付にてお支払いください。
※参加費お支払の際に、学生の方は学生証のご提示をお願いします。
※定員になり次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。
山中恒(やまなか ひさし)児童読み物、ノンフィクション作家/1931年北海道小樽市生まれ。早稲田大学在学中に早大童話会に所属し、卒業後から児童文学の創作をはじめる。『山中恒児童よみもの選集』で巌谷小波文芸賞、『とんでろじいちゃん』で野間児童文芸賞、第38回エクソンモービル児童文化賞を受賞。映画化された作品に「転校生」、「さびしんぼう」(大林宣彦監督)他。戦時下を描いた作品に『ボクラ少国民』シリーズ(辺境社)、『すっきりわかる「靖国神社」問題 』(小学館)、『アジア・太平洋戦争史』(岩波書店)、『戦争ができなかった日本〜総力戦体制の内側』(角川書店)など多数。
石坂啓(いしざか けい)漫画家/1956年愛知県生まれ。故手塚治虫氏に師事し、漫画家デビュー。漫画、エッセイの他、著書に『学校に行かなければ死なずにすんだ子ども』(幻冬舎)、『悪』(大月書店)など。山中恒氏とのコンビでの児童文学作品も多い。『マガジン9条』発起人の一人。『週刊金曜日』編集人。
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